[大型客船:MSCプレチオーサ号]
総トン数:139,072トン 全長:333.3m 全幅:37.9m 就航:2013年
乗客定員:4,345人 乗組員:1,388人 巡航速度:24.2ノット
[てるみの募集広告]
イタリヤの西地中海クルーズの旅11日間 (参加者は総勢37人) を終わって
5月23日(月)深夜、名古屋に無事に帰ってきました
この章は永劫完結することはできない未完のまま続く旅日記です
私の不注意と他人様の出来心で胸膨らませていた旅がその途中全半で腰砕けになり
実入りのないしいらの旅になってしまったのです
記述を続けることは不可能なのです
でも旅に出かけた足跡だけは残しておきたいので標題は記録しておきます
残念ですが本章はただ、それだけの章になってしまいました
各日毎に旅の経過と簡単な所見を付して残します
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離日の前日 (5月12日 木) 好天
[本日の行動予定]:
夕方、事前に予約した セントレアの [東横インホテル] に投宿
明朝の早い出発の準備
[本日の行動]:
明朝のセントレアチェックインの時間が早く(07:25)、自宅から直入では間に合わないので
web (Bookingcom)で予約した空港内の [東横インホテル] に投宿
14時過ぎに自宅を出て、桃花台センターから特急バスで名駅に向かう
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日本出発日 (5月13日 金) 好天
[ 本日の予定 ]:
07:25までに国際線搭乗口の [ てるみ窓口 ] でチェックイン
必要書類を入手して大韓航空窓口で搭乗手続き
インチョン行き大韓航空でセントレアを出発 ( 09:25 )
セントレア(09:25)→(11:25)インチョン空港 ( 15:05 ) → ( 22:00 )ミラノ空港へ移動 ( 約17時間 )
ミラノのホテル(カバリエリ デラ コロナ)に宿泊
[本日の行動]:
セントレア3階の [ 国際線出発ロビー19番カウンタ ] で係員 ( てるみ以外の係員 ) から書類を受領
「大韓航空」カウンター:往路ミラノ迄の2便の航空券入手 (座席指定)
私は座席指定の申し込みでは
「 Aisle and Foward seat please 」
を希望します そして今回は
セントレア発 ( 09:25 )→インチョン着 ( 11:25 ) ( 大韓航空 KE-752便 A330-300(2-4-2 列 ) 32C 席
インチョン発 ( 15:05 ) →ミラノ着 ( 20:00 ) ( 大韓航空 KE-927便 B777-300(3-3-3 列 ) 31C 席
両便とも希望通りの座席を入手でき、計画された時刻と大差なく無事運行された
セントレアを予定時刻 ( 09:45 ) に離陸 順調な飛行の後インチョンに定刻 ( 11:15 ) に着陸
乗り継ぎのため案内に沿って [ ゲート22 ] に急ぐ
ゲートに至る経路が予想以上に長く判り難くかったが、
乗り継ぎ時間(約3時間)に余裕があったので不安はなかった
* 出発前に、添乗員からもらったレターは
『 出発ゲートの前で待っている 』
と云う知らせだけで、事前の電話連絡はなくてるみ社男性社員の代役で要領を得なかった
処が名古屋からの到着した我々は彼女ら ( 成田便は2時間以上遅い到着 ) より早く
インチョンに着陸 3時間余の待ち時間があった
添乗員が成田からの飛行機で来る事も、何時に到着するかも知らされないままだった
先に着いて待っていた同行者は遅れて着いた添乗員からは初めて会合で
苦言を云われたりしていささか不満でした
インチョン空港は [WiFi] のパワーが強く、安定して受信でき長い待ち時間も、
添乗員と会合ができない時間を強い不安を抱いていたが
[ウオークマン] や [タブレット] の活用やその充電などで過ごしたので
退屈も少し癒されて過ごせた
[てるみ] には参加者着用の識別用 [バッジ] がないので、近くにいる日本人が同じグループのツアー客
なのか否かの判別ができず話しかけもできず孤独を感じる時間でした
* バッジは早急に準備して欲しいです
準備されていないのは私の知る限り [てるみ] のみです
『 成田からの到着は遅いので着くまで待っていて欲しい 』 と
伝えておればこんな問題は生じなかったのです 添乗員から
『 ゲートで待っているように 』と云う伝言ではなく
『 「自分が到着するまでゲート近くで待っていて欲しい 』 と伝えて欲しかったのです
連絡に問題はあったものの、インチョンでの乗り継ぎは何事もなく終わり、
全員を乗せて略満員の大韓航空機はミラノに向かって定刻の 15:15 に離陸した
離陸して間もなく腕時計をマイナス5時間の時差修正をして
地中海地域の時間に合わせ旅の準備が整ったのです
時計の時間(日本時間):午後の15:50 ⇒ 時差修正後(イタリヤ時間):午前の08:50
今回は時差修正が簡単にできるように [100円ショップ]で買って行った時計が便利でした
こんな時は使い易い見やすい時計が一番です
ミラノ空港には定刻に(20:15)に着陸
待機のバスでミラノ市内のホテル(カバリエリ デラ コロナ ホテル)に直行(105号室)
22:00 床に入るもなかなか寝付かれないまま、イタリヤの初夜を過ごしたのです
[本日付日本の新聞の主要記事]:(帰国後収集)
三菱自、日産から会長
日産2,373億円出資受け再建
ゴーン氏「ブランド守る」
蜷川幸雄氏さん(80)多臓器不全で死去
ブラジル大統領:停職
舛添知事:会議費用で家族旅行
熊本城の惨状明らかに 全建造物が損壊
[所見]:3,500歩
・インチョン空港での乗り継ぎ待ち時間の不安は避けられることです
[てるみ] の深い配慮が必用です
ゲートでのチェックインまで添乗員との初面会も同行者の誰とも面識しないまま長時間が不安のまま
経過したのです
・大韓航空の運航も支援も満足でした
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2日目 (5月14日 金) 曇天
[本日の予定]:
ホテル(ミラノのカバリエリ デラ コロナ ホテル)からジェノバ港にバスで移動
停泊中の [大型客船:MSCプレチオーサ号] の乗船手続きをして乗船
自室に入室 (12035号室)、
17:00 から予定の船上救難訓練に参加(乗船者全員)
訓練終了後(18:00)、客船はジェノバ港(イタリア) を出港
船内泊り
[本日の行動]:
今朝は睡眠不足で眠たい朝でした そんな不眠の朝は余計に早く目覚めた
シャワーを使って目を覚ます
愛知からの女性2人連れと同じテーブルでバイキングの朝食を食べる(07:30)
09時、観光バスに乗って ミラノ(ボンバルデ洲)のホテルを出発して
ジェノバ港(ビブリア洲)に向かう
ミラノの北方約30kmにはスイスが在り、アルプスが近い距離に在る
途中、1回の休憩をとり、ジェノバ港まで高速道を一気に走る
今日から大型客船で待望の地中海クルーズが始まるのです
07:30 レストランでバイキングの朝食で愛知から来た女性二人と同席 「ボンジョルモ」
09時 バスでミラノ(ロンバルデ洲)を発ち、大型客船が停泊するジェノバ港(ビブリア洲)に向かう
ミラノからジェノバへは 高速道が整備され、好天のもと快調に走りました
途中1回トイレ休憩をとってジェノバ港へ急いだのです
11:20 バスはジェノバ港に到着
目の前に停泊する大型クルーズ船「MSCプレチオーサ号」への乗船手続きが早速始まりました
3ヶ月前カリブ海で初めて乗った同じMSC社のオペラ号より一回りも二回りも大きい客船で
乗船する自分らにも誇りさえ抱かせてくれる爽快な気分でした
[西地中海クルーズの全航程図]
[MSC大型クルーズ客船プレチオーサ号]
[シップ・データ]:
建 造 : 2013年
総トン数 : 139,072トン
全長 /幅 /高さ : 333,3m /37.9m /67,69m
デッキ数 : 18階(お客様デッキ数:14デッキ)
キャビン数 : 1,071室 (身体の不自由なお客様用キャビン45室を含む)
乗客定員 : 3,502名
乗務員数 : 約1,388名
最高巡航速力 : 24,21ノット
平均巡航速力 : 18 ノット
[受領したクルージングカード]
乗船に際して先ず最初に [クルージングカード] を作って貰います
顔写真、部屋番号(12035室)や、支払いに使う日本のクレジットカードのデータ
USC VISA)をインプットして今後はこのカード一枚で船内の行動、や食事、施設の
利用など完結できる便利なシステムで今後はこれを携行すれば全て自由にできる
のです
そのためにカードを首に架けて携行し、表示しておく必用があります
このシステムは今年の2月にカリブ海クルーズの時も同じで便利なシステムです
アサインされた [12035室] のドアの前には既にスーツケースが届いており、
部屋担当のボーイさんは気さくな人で自己紹介をし合って、
直ぐに仲良しになれました
彼は小柄な体躯のインドネシア出身の男性で
「ANAM くん」 と自己紹介してくれました 24歳の若く小柄な男性でした
長い廊下の向こうから部屋を探しながら帰ってくると、
「ハーイ Mr ヒダカ」
と大きな声で気さくに呼びかけてくれ
「ここがミスター ヒダカ の部屋だ」 と教えてくれるのです
彼のインドネシア人らしい素直な性格に感謝して日々を過ごすことができました
この旅に
「F-15にピンを持ってきて彼にあげれば良かった」
と残念に思ったのです
前回の [MSCオペラ号] では使用しなかった部屋の金庫を
今回は [パスポート] の保管に使用してみようと思いたち
(前回の[オペラ号]ではスーツケースの底に仕舞っていたがちょっと不安だった)
今回は先ず何も入れずに試しに開閉操作をして、作動確認をしてみようと閉めたら
案の定、私の手順間違いで開かなくなり、フロントに電話して
解錠操作してもらう羽目になってしまったのです (失敗談)
診に来てくれた係の黒人男性は途中で色んな数字を紙にメモして帰って行き
その日の午後夕方にはみてみると正常に作動できるように復帰していました
→有り難う
その後は[パスポート]を入れて保管し、
離船の前の日まで[パスポート]と紙幣の保管に有効に使いました
今回の失敗は今後の旅に役立つ失敗体験でした (これも人生勉強です)
クルーズの最初の食事を [ビュッフェ] で食べながら、横に座った外人(中年の男性)が
スマホでインターネットに繋いでる様子だったので無遠慮にも話しかけてみて(勿論英語で)
私の [Blog] のアドレスを告げ、日本語ソフトで造ったブログがどんな表示をするのか
見せて欲しいと告げ、ブログのURLを教えて打ち込んでもらったが、
表示しないと告げられどうしてなのか判らないまま残念にも諦めたのです
後から気付いたことは私が慌てて自分のブログのアドレスを間違って教えていたのが
原因だったのです 思い返すと恥ずかしいことです
残念にも仕方ないと諦めて別の話題に話を代えて会話を続けて過ごしたのです
後でその時教えたアドレスは自分のミスで間違って告げていたので開けなかったのです
もし、正しいアドレスを教えていて開いて貰っていたら【独楽の旅】の表示を知る事が
できたのにと残念な失敗の経験でした 恥ずかしい旅の想い出話の一つです
「緊急訓練」:17:00~
事前に知らされていた時刻に船内に警報音がなり、緊急訓練が始まった
前回の体験があったので指示通りに行動して[ボーデングカード]で参加確認を取って
指定の"D"区に集合し、ライフジャケットの操作法などの訓練して終わる
⇒この訓練を終わると船は出港可能になるのです
[プレチオーサ号] はゆっくりとジェノバの港を出港:18:00
14階の [ビュッフェ] に行って夕食
食事を終えて自室への帰る途中、自室の真上にある15階の [Gym] を訪ねてみる
オペラ号で知ってる要領に倣って準備されているA-4の紙に署名して
クルージングカードにGymの印紙を貼ってもらう
(このシールは貼ってなくてもGymの利用はできが体験記念に貼付してもらう)
部屋に帰って荷物の整理をしていると自分の身体が前後左右に大きくゆれて平衡感覚が
おかしくなり直立できない酔っ払ったような感覚になってきたのです
健康が不安になり早々に仕舞ってベッドに入る もう何も感じない
次の日にこの事を話題にしてみると添乗員の彼女も同じ経験をしたと話し、
海のうねりで船が大きくローリングしていたのだろうと云うことに落ち着いた
同じような体験は一日おいて次の夜にもあったが初日に比べると軽かったようです
カリブ海クルーズでは一度も体験しなかった体験でした
カリブ海より昨日の地中海の方が波高くうねっていたのでしょう
[本日付日本の新聞の主要記事]:
熊本地震1ヶ月:避難なお1万人
舛添知事:政治資金で謝罪
辞職否定 私的宿泊、飲食計上
三菱自本社が改ざん指示か
[所見]:3,000歩
世界の巨大客船「プ5チオーサ号」に乗船しての手続きを終わり、西地中海での初日の航海を無事に終わり
巨大客船の雰囲気を少し味わうことができ、明日からのクルーズが益々楽しみになってきました
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3日目 (5月15日 土) 快晴
[本日の予定]:
チビタベッキア(イタリア) に入港:07:00 (滞在10時間)
オプション-1(有料):チビタ・ディ・バニョーレッジョ の観光
チビタベッキア(イタリア) を出港:17:00
船内泊り
05時に起きだしてD-15をウオーキング
05:51の日の出を歩きながらデッキの上で観賞
今朝は「インカマヤバイキングレストラン」で朝食 快調な食欲
昼食用にパンとジャムを頂いて行く
08:15の集合時間めがけてOP-1の支度・準備をしてD-07(グリーンサックジャズバー)の前に習合
参加者は 8/37名 のみです 他は家族などでの行動らしい
独楽の旅はやはり寂しい 今日は停泊時間は僅か10時間で16時前には帰り着かなければならない忙しい見学です
今日訪ねる処は 「死にゆく町」、「滅びゆく町」の別名をもつ小さくも有名な町「チビタ・ディ・バニョレッジョ」です
バスが走る途中の道の両側には新緑の草原が広がり、その緑の中にオリーブ畑が広がっております
その緑地の中に所々に牛やひつじが放牧されていました
04
[ひつじが放牧されている新緑のオリ-ブ畑]
そしてバスが行き着いて停まった先には長さが300mくらいの一本の狭い石造りの橋があり、
その先には浸食されて切り立った崖山の上に山城のように密集した住居の町があります
05
[渓谷を挟んで約300mの石造りの橋を渡ると
その先に滅び行く町と云われる小さな町が崖の上にあります]
この町は別名「死に行く町」「滅び行く町」と云わておるそうで、
狭い崖の山の上に建つこの町は2500年くらい前に造られたと云われているそうで
人口は僅か20名くらいだとか、滅び行く町と云われても頷ける状景でした
06
[石造りの橋を渡るとチビタ・ディ・バニョーレッジョの小さな町です]
見学を時間刻みで終わり、船への帰途に着きました
好天の見学で助かりました
バスは約1時間、高速道を走って14時前に船に帰着し、
部屋に荷物を置いてD-14の [ビュッヘ] に急ぎました
食事を済ませ部屋に着いてベッドに寝転ぶとちょうど船は出港のためエンジンの轟音が響きだしたころでした
今夜のレストランでの夕食はパスです
夜の時間があるので短パンとスニーカーに着替えて14階の [Gym] に行ってみました
舳先の高い処からの眺めは最高です 暫くストレッチをして身体をほぐして過ごしました
[本日付日本の新聞の主要記事]:
構造スリット有無でマンション損傷に明暗
施行不良も発覚
木造名古屋城に賛否両論
物価上昇でエンゲル係数上昇
三菱自本社が改ざん指示か
[所見]:6,000歩
客船の停泊時間が短いので観光の時間が限られた忙しい見学でしたが
見学場所とのマッチがよく十分満足な見学ができました
船の構造、配置も大分理解出来あまり迷わずに行動できそうです
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4日目 (5月16日 日) 曇天
[本日の予定]:
パレルモ(シチリア島) に入港:09:00 (滞在6時間)
OP-2(有料):パレルモのチェファール の観光
バレルモ(シチリア島) を出港:15:00
船内泊り
早く目を覚しベッドを出て、15階デッキでウオーキングを実施
→今朝はD-15のデッキを吹き抜ける風が強烈で身体ごと舞挙げ吹き飛ばされそうになるので服装をしっかりと固縛して整え、上にウインドブレーカで絞めて安全を確めながらつづけました
→14階のデッキには船側に壁があり吹き抜ける風を防いでくれるので
下の階に降りて用心しながらウオーキングを続けました
今朝は吹き抜ける風が特に強く、ウオーキングする人も少なく、
日の出の撮影に起きてきて待機している人も見当たらない
船は入港予定時刻の08時にシチリア島バレルモに入港
シチリア島はオリーブとワインの島で有名です
バレルモはイタリアでナポリに次ぐ大都市だそうです
また、シチリアにはヨーロッパで一番高い活火山の[エトナ山(3,350m)]があります
カセィドラル、パラティーナ礼拝堂が観光名所です
今日の市内見学を終わり、バスに乗って14時に船(港)に帰り、乗船検査を受けて乗船
予定通り15時に発動機の排煙を風に吹かれながら低く警笛を鳴らして港を離れ
次の寄港地マルタ島に向けて出港しました
[パレルモのチェファールの景観-1]
[パレルモのチェファールの景観-2]
[パレルモのチェファールの景観-3]
今夜の夕食のドレスコードはガラ(フォーマル)と云う連絡が今日の[デーリープログラム]で知らされていたので指定の5階の521テーブルに服装を整えて向かいました
持参した白色系の明るい色のスーツで正装(?)して早々に5階の指定の席に向かいました
食卓に座ってからの手順などはカリブ海の時に [MSCオペラ号] で経験済みなので焦らず落ち着いて食事を楽しめました
処が食卓に出てくる皿はどれも塩辛くて残念ながら私の口には美味しいとは思えないのです
早々と食事が終え、部屋に帰ってスーツを脱いで略衣に着替え、14階のビュッフェに食べ直しに出向きました
ビュッフェで食べる食事が雰囲気的にも自由で、私の嗜好に合わせて何倍も美味しくそして気楽に品数も豊富に食べられるのです
期待いっぱいで食べ直しにテーブルに空いた席を見つけ料理を運んできて食べ直しを始めました
背負っていたナップサックをテーブルに置いてコーヒーを取りに席を立って近くのコーヒースタンドに出かけたのです そこは 5m くらいも離れていない場所だったのです 手を伸ばせば届きそうなテーブルだったのです
コーヒーカップとミルクを持って振り返り席に近づいてみるとそこに置いていた筈のナップサック(黒色)が見当たらないのです 席を間違えたのかと見回してもそこにらには何もないのです
胸が冷め切ってしまいました チーフらしいボーイに急いでその状況を告げて近辺を一緒に探したのですがどこにも発見できず、盗られた事に気付いたのです 引き出しも開けて探してくれたのですが見当たらないのです あの短い時間に同じ船のお客から盗まれてしまったのです 盗った犯人はこの船のどこかに居るのです 何とも恐ろしい社会です これが地中海で起こって現実なのです
注意を欠いだ私が確かに間抜けで、馬鹿者だったのです これから最も必用な大事なカメラが亡くなってしまったのです これからの旅を予想しても想像できない味気ないものにしか見えないのです
カメラはナップサックの中に今日使ったレ-バンのサングラスと少額のユーロ紙幣を一緒に入れていたのです
買ったばかりの新品のカメラ(高価でした)を入れてテーブルの上に置いて行った [ナップサック] がテーブルの上にも付近にも見当たらないのです やはり盗られてしまったのです
何度も辺りを見回し、テーブルの下などを探しても見付からないのです 近くにいたボーイのチーフらしい人に状況を話して探してもらったが自分の眼にも皆目見当たらないのです
チーフが教えてくれた手順で、早速5階にある船のレセプションに行って盗難の状況を話し、盗難届けの書類に記録して貰い、届け出を済ませたのです 終わっても落ち着けないのです
結局、カメラの入ったナップサックは離船するまで(いや帰国するまで)見つからないままでした
その日の夜は気分不快なままでベッドに入たのです
[本日付日本の新聞の主要記事]:
三菱自、日産から会長
日産2,373億円出資受け再建
ゴーン氏「ブランド守る」
蜷川幸雄氏さん(80)多臓器不全で死去
ブラジル大統領:停職
舛添知事:会議費用で家族旅行
熊本城の惨状明らかに 全建造物が損壊
[所見]:16,000歩
今日は「他人を見たらヌストと思え」の諺を思い知らされた日でした
自分のうかつさを恥じて、深く反省する午後でした
今後生きていく人生の教訓にしなければと銘記しました
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5日目 (5月17日 月) 曇天
[本日の予定]:
マルタ島 (マルタ共和国) に入港:07:00 (滞在6時間)
オプション-3(有料):バレッタ(マルタワインのティスティング)の観光
マルタ島 (マルタ共和国) を出港:13:00
船内泊り
停泊時間が短い(6時間)のでワイナリーを見学して蔵のワインのティステングが今日の見学行事です
[マルタワインのティスティング工場]
[本日付の日本の新聞の主要記事]:
三菱自、日産から会長
日産2,373億円出資受け再建
ゴーン氏「ブランド守る」
蜷川幸雄氏さん(80)多臓器不全で死去
ブラジル大統領:停職
舛添知事:会議費用で家族旅行
熊本城の惨状明らかに 全建造物が損壊
[所見]:15,000歩
今日から必携のカメラを失ったので観光、見学の旅も面白くないのです
みんなの後をついて歩くのも念頭にいつもカメラがあり見ても頭に刻まれない状況で過ごしたのです
後から知ったのですが(その念頭に浮かばなかったのです)スーツケースに入れて
持参していた[タブレット]を使って写真を撮ればよかったのです
でも当時は[タブレット]購入間もない時期で使いこなせなかったのです
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6日目 (5月18日 火) 曇天
[本日の予定]:
パルマ・デ・マヨルカ に入港:20:00 (滞在夜の4時間半)
パルマ・デ・マヨルカ を出港:24:30
船内泊り
今日はマヨルカ入港が夜の20時と遅く、外は暗くなっており出港まで4時間半しかなく、
オプションが計画されていないので全員が船内で自由に過ごしたのです
船主側企画のOPはあったのですが希望者はなかったようです
今夜の停泊は船の航行中と同じに対応し、[Daily Program]に載っている各処の行事に参加して過ごしたのです
D-14で催行されている各種の娯楽行事を覗いてビールを飲みながら、
隣の外人と他愛もない会話を交わして過ごし[Gym]で過ごす時間も結構楽しい
[本日付の日本の新聞の主要記事]:
超高額がん薬投与急増
西洋美術館世界遺産へ
北京五輪31選手薬物陽性 IOC再検査 リオ出場困難か
清原被告フアンに謝罪
蔡氏揺さぶる習政権ブラジル大統領:停職
舛添知事:会議費用で家族旅行
熊本城の惨状明らかに 全建造物が損壊
[所見]:27,000歩
[Gym]などを上手に活用すれば(活用できれば)余暇を楽しく退屈せずに過ごせます
私は今日のような時はかえって趣味を活かして過ごすことが可能です
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7日目 (5月19日 水) 曇天
[本日の予定]:
バレンシア (スペイン) に入港:09:00 (滞在7時間)
オプション-4(有料):バレンシア市内の観光
バレンシア (スペイン) を出港:16:00
船内泊り
[ロス・サントス・ファーネス教会]
[カテドラル内のステンドグラス-1]
[カテドラル内のステンドグラス-2]
[本日付日本の新聞の主要記事]:
首相、消費増税を再延期
スズキ燃費不正210万台超
27車種 200年頃から
三菱自社長来月辞任へ
小泉氏、米で「脱原発論」
[所見]:17,000歩
手許にカメラがないと知らない土地を見学しても余り興味がわかない
昨夜は多汗で体調不良だったが既に快方へ 帰着までは要注意
バレンシア市内見学から帰船後、着替えて[Gym]に行き夕食前のストレッチと
ウオーキングをして、帰りに[ビュッヘ]で夕食
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8日目 (5月20日 木) 曇天
[本日の予定]:
マルセイユ (フランス) に入港:13:00 (滞在7時間)
オプション-5(有料):マルセイユ市内の観光
マルセイユ (フランス) を出港:20:00
船内泊り
[ノートルダム寺院見学(マルセーユ)]
[本日付日本の新聞の主要記事]:
沖縄女性失踪 元米兵逮捕
両陛下「お大事に」 地震続く熊本の被災者お見舞い
エジプト機 墜落確認 航空相「テロの可能性も」
「命のビザ」:記憶遺産申請
日本人 長寿世界一守る
ドローンで活断層調査
[所見]:8,400歩
旅の主役がカメラなのにその主役が盗まれて手許にない見学旅行は何とも味気ない
自然と口数も減り他人が羨ましそうな振る舞いになってしまうのが自分でも判る
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9日目 (5月21日 金) 曇天
[本日の予定]:
ジェノバ (イタリア) に入港:09:00 (離船日)
(船内チップ各人 63ユーロ負担支払い)
下船時に私物の果物ナイフを返却される
(5/16外出時、昼食で使用したナイフを待ちだして見つかり没収・保管されていた)
10時 バスで高速道経由してジェノバからミラノへ移動
午後ミラノ市内の[ドウオモ大聖堂]を時間をかけて見学
その後、中央駅に隣接のウナ センチュリー ホテルに歩いて帰り投宿
[ミラノ・ドウオモの大聖堂-1]
[ミラノ・ドウオモの大聖堂-2]
[ミラノ・ドウオモの大聖堂-3]
[ミラノ・ドウオモの大聖堂-4]
[ミラノ・ドウオモの大聖堂-5]
大聖堂の見学を終わり、歩いてホテルは帰りながら途中の街並みを見学
ホテル(ウナ センチュリー)で部屋(No:86)をアサインされ最後の夜を過ごす
[本日付日本の新聞の主要記事]:
もんじゅ受け皿明示せず
桝添知事:外部調査を依頼
日産と三菱自が拠点共有
元米兵「わいせつ目的」
日本人 長寿世界一守る
名空港にオスプレイ →熊本地震救済活動に
[所見]:15,900歩
ミラノ市内のドウオモ大聖堂は実に繊細な美術品で時間の経過を忘れて
何時までも見とれて仕舞う聖堂でした
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10日目 (5月22日土→23日日) 曇天
[本日の予定]:
ホテル(ウナ センチュリー ホテル)で朝食
各自で6ユーロの宿泊税支払い
これから
ミラノ空路 → インチョン空港 → セントレア空港
経由して帰国します
[本日の行動]:
11時までにホテル自室前廊下に各自スーツケースを出して搬送を依頼
ホテル出発まで、十分な時間があり、多くの人が昨日の続きでミラノ市内の見学に
行く人が多いが(独楽の旅は小生のみ)近所を迷子にならないように留意してウオーキングする
然し私にはミラノの行動はこれで十分だとして満足しよう
私は遠出は止めて近所を迷い子にならないように気遣いしながらウオーキングして過ごしたのです
これは独り者の領分だと決めて諦めています
できれば早くおさらばしたい境遇ですが今の自分にはどうしようもない現実です
予定のホテル出発時間にバスは ミラノマルベンサ空港に向かって出発しました
ミラノの空港では往路のセントレアと同じように
「Aisle and Foward seat please」
と云ってチケットを購入したのですが英語でしゃべって然も私の下手な英語でしたが
通じたのでしょか希望した通りの座席を割り当ててくれました
ミラノ・マルベンサ空港発(22:00)→インチョン着(5/23 16:30)
(大韓航空 KE-928便 B777-300(2-4-2 列) 43C 席
インチョン発(5/23 19:05)→セントレア着(名古屋)(5/23 20:55) ゲート27
(大韓航空 KE-751便 B777-300(3-3-3 列) 44C 席
両便とも希望通りの座席を入手でき、計画された時刻と大差なく無事運行された
セントレアにETA通りに到着
スーツケースも遅れずに出て来て急いで名鉄特急に乗り自宅に向かいました
夜半の12:00に自宅に到着
疲れも感じず急いで荷物を整理し、洗濯器を作動させて床に入りました
旅行記の整理にこれから1ヶ月以上はかかるだろう思います
今回はカメラの盗難事故に遭い、余計なパワーが必用になるのです
早期に体調の回復に努め完結したい
[本日付日本の新聞の主要記事]:
ペイリー元国防長官:「米政府は家族に謝罪を」
アイドル刺され重体
白鵬最多の37度目の優勝
賢島封鎖始まる
田島 27試合0 新記録
女子バレーリオへ
[所見]:6,000歩
期待し大きな夢を抱いて出発した地中海のクルーズの旅も最も大切なキーポイント物品
カメラ(購入したばかりの高価な物)を盗られてしまい旅自体の骨幹を失ってしまう
旅行になったのです
でも添乗員や同行者の手助けを得て無事に旅を終えて帰って来ることができました
もう歳です 自分での自覚が今回の失敗ほど(過去にも失敗は沢山ありましたが)
身に染みて感じた事はありません
改めて自覚を深めこれからの人生を大過なく過ごしたいと念じています
本当に自覚でき、改心できたら今回の失敗は私の人生の肥やしになってくれると
思います 盗られたカメラは人生の授業料と考えています
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11日目 (5月23日 日) 曇天
ミラノ発(22:00) →インチョン着(16:30) (大韓航空 KE-928便 B777-300(3-3-3 列) 43C 席
インチョン発(19:05) →セントレア着(20:55) (大韓航空 KE-751便 A330-300(2-4-2 列) 44C 席
両便とも希望した座席が入手でき、計画時刻と大差なく無事に運行された
[本日付日本の新聞の主要記事]:
被爆者78%謝罪求めず
うつ自殺労災提訴
タリバン指導者死亡
「キセノウミ」綱取りの夢繋ぐ
サミット取材拠点完成
笑点新司会は桂歌丸さん(79)から春風亭昇太さん(56)へ
[所見]:8,000歩
色々ありましたので疲れた旅になりました
後始末に余計な労力を要し、時間的にもスタミナ的にも無駄が多かったです
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「総合所見」
* [e-チケット]を当人へ事前に送達しないシステムが旅行社の中にあります
理由は個人プライバシーを挙げますが間違いです
今回の旅行中、地中海でエジプトエアー機の墜落事故が起きました
留守家族はこのニュースを聴いて無用な心配をしないように
個人の[e-チケット](通常一週間前に発行される)は留守宅に残しておけるように
本人宛てに送付して([E-mail]添付または郵送)欲しい
通常、空港で添乗員から初めて手渡されるが改善が必要と思う
* 不注意に依る失敗がありましたので疲れた旅になりました
後始末に余計な労力を要し、時間的にもスタミナ的にも無駄が多かったです
* ブログの起案に以前にも増して多くの心労を要し、時日を使い遅れた
* 主要な旅道具を失い気の入らない旅期間になってしまった
盗られたカメラやサングラスは旅の七つ道具である事を再認識しました
* 不備な纏めに終わりますが、今回の不始末は銘記すべき一つとして、
[他山の石] ではなく 裏庭の小石として回顧の一助にしたいと思います
* 地中海の5月の気候は穏やかでした
地理的には北緯38度から北緯44度位に位置し、日本で云えば佐渡から網走辺りです
気温は15℃から23℃くらいの乾燥した地中海気候で過ごしやすい毎日でした
旅の期間は連日、好天が続き太陽の日射しが強く日焼け対策が必用な毎日でした
* ドレスコードが(フォーマル)の夜、一日だけ準備してきた服装を着用して
出席しました 料理の味付けが塩辛く閉口したのです
ビュッフェで気ままに選んで好きな量だけ食べるのが健康的に夕食ができると
思い以後は遠慮させて貰いました
クルーズ旅行に二の足を踏まれる方が多いのは「ドレスコード」だと思います
夫婦、連れで参加される方は何も怖れるに足らずで参加されたら良いでしょう
もう一つの不安はダンスですが 「ノウ シンパイデス」
海が好きな方は私のような老齢者でも元気なら勇んで参加して下さい
更に若返ること請け合いです
* 私のように単独の旅人は置物を見守って貰えないので
食事中でも常時身に着けて携行する事が必要で一刻も目を離すと掏られてしまうのが
世の常識だと再認識しました この大失敗を肝に銘じて重々反省しています
* 盗難にあったカメラは買い直したばかりで使い慣れていないので不安はあったのですが
なんとかなるだろうと今回のクルーズ旅行に携行してしっかりときれいな写真を
撮ってきてブログを賑やかしたいと意気込んできたのですが3日目に盗まれてしまいました
生来の注意不足(正確には他人を盗人と疑わない)でまんまと盗まれてしまったのです
私の旅行にはブログが付きもので、今後も旅を続ける以上、カメラは必須の装具です
仕方なく次の旅の準備のために早速デジカメを購入して待機しています
カメラと共に、たすき掛けのバッグ、サングラスを購入し次回の旅に備えました
[てるみくらぶ]について
* カードで費用の決済ができるのは有り難い
* [e-チケット] を事前に自宅に送付して欲しい
* 個人用の識別バッチ、ステッカー、グループ識別の旗の準備をして欲しい
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