リアルト橋でヴァポレットから下船しやって来たのは、昨年10月にオープンしたという T フォンダコ・デイ・テデスキ 。名前だけ聞いた時は、「はて。ドイツ系のデパートでもできたの?」と思ってしまったんですが(テデスキ=ドイツ人の意)実は旧ドイツ商館だった建物を利用していたことが理由のよう。
建物に入ろうとしたら、いきなりドアマンに重そうなガラス扉を開いてもらってびっくり!さらにびっくりしたのは、もとは13世紀に建造されたという歴史的建造物のこの内部!
地上5階建ての内部は吹き抜けになっていて、その中心部にはなんとも洒落た感じのレストランが。ここがベネチアであることを一瞬忘れさせる雰囲気に、思わず目がテン。
かつての古い井戸がそのまま残されていて、唯一歴史を感じさせてくれます。
さて。実はこの店舗、ハワイやグアム、アジアからオーストラリアにかけて展開しているDFSのヨーロッパ初店舗なんだそう。
柱廊内部にはイタリアンブランドの数々のショップをはじめ、化粧品や時計といった高級店舗が入っています。
さらにイタリアの食材やワイン、チョコレートなどなど。ちょっと洒落たお土産を調達するには持ってこいかも知れません。
しかし・・・DFSヨーロッパの初店舗がここベネチアとは、ちょっと意外な驚きでした。ちなみに日本からの観光客の姿はほとんどなし。圧倒的に欧米人と、アジアからはここでも隣国の観光客が大挙してやって来ておりました(汗)。
ところで今回ここを訪れた目的はショッピングではなく、最上階に造られたというテラス。どこからどう見ても素敵な景色の広がるベネチアですが、やはり最上階からのパノラマを見てみた〜い!と思ったら・・・
テラスへ出るためにはまず15分刻みの入場券(料金はかかりません)をゲットしなければなりません。混雑を理由にしているようですが?20〜30人程度に人数制限しているんです。タイミングにもよりますが、今回ゲットできた入場券は1時間先のもの。忙しい観光客向きではないですね。
でも確かに360度素晴らしいパノラマを楽しむことができます。屋根の迫り出しと飾りとで、手前側が遮られてしまうところはちょっと残念ですが。
時間待ちをショッピングや食事等で有効活用できれば、旅の記念になることでしょう。興味と時間があればぜひ足をのばしてみては〜 ♪
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