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奥様は海外添乗員〜メモリアル

猫のパティオ

前回来た時に比べると一段と山頂を白くしてるシェラネバダ山脈。考えてみれば12月も目前、3,000mを越える山並みが雪を抱くのも当然か。アンダルシアというと太陽の国スペインを象徴するかのごとくいつも温暖というイメージが強いけど、グラナダだけは別だ。雪山から吹きおろす風はかなり冷たい。冬場は氷点下になることも珍しくはないし。ちなみに今朝の気温は3度。

夏の強烈な陽射しの中で歩いたことなど全く想像つかないくらい、この時季のアルハンブラはヒンヤリ。朝一番、吐く息は真っ白。暖房もない時代に造られた広い宮殿内での生活はさぞかし寒かっただろう、なんて思いが走る。じっとしてるとつま先がじんじんしてくる。あぁ、でも手袋持って来てよかった~!

それでも太陽の当たるパティオには食事を終えたらしい主たちの姿。「この寒い時季、君たちはいったいどこで寝ているの?いくら毛皮を着ていてもこんな石造りの宮殿は寒かろうに…」


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