今回はリトアニアのカウナスから。この街は第一次世界大戦後にロシアに占領されて以降第二次世界大戦までの間ヴュルニュスに代わり首都が置かれた、いってみればリトアニアの古都。現在でもこの国の第二の都市です。とはいえ人口はたったの40万人足らず。何しろ北海道よりも小さく、総人口も330万人ほどの国ですからね。
そんな街の旧市街の中心となる広場では小さなマーケットが開かれていました。見れば野菜や果物、生花や手作りのお菓子などが並んでいます。
そんな中で目に止まったのがリトアニアの伝統菓子、サコティス。真ん中が空洞のバームクーヘンに似た焼き菓子なんですが、トゲトゲした形状がポイント。っていうか、どうやったらこんな形になるんでしょうか?
こちらではお祝い事の際にいただくお菓子と聞いていますが、さすがにこの形で袋入りでは遠い日本まで持ち帰るのは難しいかなぁ?っと、今回は諦めました。ちなみにカウナスの杉原記念館の売店では小さな箱入りのシャコティスを販売しています(1箱5ユーロ)ので、入館予定のある方はそちらで購入できますよ。
ところで、同様に目についたのはワンコ連れの人々の多さ。ヨーロッパではどんな国に行っても、人とワンコが家族のように連れ立って歩く姿が印象的です。
そしてどんなワンコも幸せそう。もっともこの日に限っていえば、にぎやかな街中で「早くおうちへ帰ろうよ」ってな顔したワンコが多かったですけどね(笑)。
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