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奥様は海外添乗員〜メモリアル

旅支度のススメ~ホテル編


ヨーロッパに1度でも行ったことのある人なら、あちらのホテルの備品がいかに簡素か実感済みでしょう。日本や東南アジア、アメリカ系のホテルならたいていスリッパから寝巻き(ガウン)、歯ブラシやらシェーバーやら…湯沸しポットまで付いてて、ホ~ント手ぶらで行ったってなんとかなるほど。でもヨーロッパではそうはいかないよ。

5つ星のホテルに泊まり歩くような豪華な旅なら話しは別だけど基本的にヨーロピアンタイプのホテルには必要最低限のものしかないと思った方がいい。バスルームに必ずあるのはまずタオル。ただイタリアあたりだと、これシーツ?ってものも多い。 それと石鹸。最近は無駄にならないように、液状のものが容器に入れられて壁にくっ付いてる場合が多い。それにシャワーキャップ、くらいかな。3つ星クラス(ツアーで使うカテゴリーだとA~B)だとこんなものだよ。

ホテルも4つ星くらいになるとこれにシャンプー&コンディショナー&ボディーソープが1つになったもの(日本と違って頭の先から爪の先までこれ1つで済ませてしまう)、女性用キッド(紙ヤスリ、コットンパフ、綿棒)が付いてることが多い。まあそれでもあまり使う気になれないような香料の強いものが多いから、あっても手付かずってことがほとんど。

もちろんホテルの星の数は結構?なところも多いし、(星の数にかかわらず)びっくりするほど色々置かれてるホテルもないわけではない。それでもヨーロッパ初体験の人が到着早々大慌てでスーパーやコンビニを探すなんてのは日常茶飯事。 必要なものは持って出かけませう。日本みたいな24時間営業のコンビニなんて便利もの、ヨーロッパにはほとんどないからね~。

ところで私が毎度出かける度にしっかり補充していくのはティッシュペーパー。 日本ならどんなビジネスホテルだって付いてるこんなものが、あちらでは結構貴重だったりする。4つ星くらいだと付いてることも多いけどね。でも鼻をかんだら赤くなりそうな硬いヤツがほとんど。そう考えると街頭で配ってる無料のティッシュって結構使えるよ。ありがた~くいただきましょう。 それにしても豊かな国だよね、日本って。

それともうひとつが、湯沸し器。イギリス以外の国のホテルに湯沸しポットが置かれていることはホントに稀。日本の感覚でお茶やらカップラーメンやらたくさん持って来る人も多いけど湯沸し器持って来る人はほとんどいない。”せっかくお茶持ってきたのにぃ”とボヤく人の多いこと…。そもそもヨーロッパでは部屋でする習慣はないからね。これもお国柄と思ってね。もちろんホテルのレストランやBARで頼めばお湯くらいくれるけど…ただし、”あったかい”けど熱くない?

お国違えばホテルも違う…忘れ物しないよ~にね。


写真:フィエーゾレ(フィレンツェ郊外)



オリーブの葉っぱ

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