奥様は海外添乗員〜メモリアル

ポルトフィーノの渡り鳥

    

太陽のもと、1月とは思えない暖かさのリビエラ海岸。さすが避寒地としても知られる地だ。それでもこのオフシーズン、夏場は盛んに行き来する船は全て運休。港に停泊する観光船やプライベートボートはどれもこれも来シーズンまでの休息に入ってる。どんなガイドブックにもあるように、ポルトフィーノへは海から入るのがベストらしいけど仕方がない。サンタ・マルゲリータ・リグレの港沿いの道をポルトフィーノ向けのバスが20分おきくらいに走ってるからこれを利用することに。

海岸線を走ること15分、バスは小高い山の中腹に到着。窓辺に洗濯物がはたく素朴な風景を横目に、港へと降りる。正直なところホントにここが【セレブなリゾート】なの?ってなくらいの小さな町、いや村。人が少ないオフシーズンってこともあるんだろうけど、ひっそり…

    

小さな入江に面して建つカラフルな色合いの建物は漁師町特有と聞く。漁を終えて帰って来た時自分の家がすぐにわかるようにって。そんな漁村が今のようにリゾートとして知られるようになったのは戦後のことらしい。海に迫った山の上にはぽつりぽつりと別荘の姿。ヨットで乗りつけてこんな隠れ家的な場所でのんびりする、それがセレブと呼ばれる所以か。なんとも羨ましい…と思いにふける渡り鳥が一羽?


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