この夏初回のスイスの旅で滞在したグリンデルワルド。有名なアイガー山麓のこの街で私たちはこの日、8月1日を迎えました。
この国ではいつでもどこでも国旗や州旗、さらに街の旗を掲げる習慣がありますが、この日に合わせて街中では趣向を凝らした飾り付けが目につきます。
そうです、8月1日はここスイスの建国記念日。1291年誕生のスイス連邦は今年719歳になったってわけです。
そんなわけで街中はいつにもまして華やいだ雰囲気が漂ってます。毎年この日は各街で催し物があると聞いていましたから、もう夜が待ち遠しいくらいで。本当は早起きしなきゃならない翌朝に備えて、早寝したい日だったんですけどね(笑)。
さあ、夜9時近くなってようやく街に明かりが灯り出し、駅前広場に人々が集まり出しました。ホテルとは目と鼻の先だったこともあって、楽団の演奏がはじまるともう部屋でじっとしてもいられませんでした。
ソーセージを焼くかおりにチーズを焦がすかおり。夕ごはんを食べた後なのに美味しそうに感じてしまうのは、お祭りマジックでしょう。テントではみな楽しそうにビールを飲み交わしています。
私はといえば…大好きなラクレットチーズを焦がすかおりに、なかなか屋台を離れられずにいました。
さて、小さな舞台ではこの後町長さんのお話があり、来場者へのお礼の挨拶が。多民族・多言語国家スイスでは4つの公用語がありますから、もちろんそれぞれの言葉で。でも驚いたのは最後に日本語の挨拶もあったんですよ。日本人が多いってこともあるでしょうが、この街は松本市と姉妹都市関係にありますからね。
お祭りといってもとても静かで華やかさは全くないものでしたが、締めくくりは30分以上にも渡った花火の打ち上げ。さすがにこれにはびっくりでした。山のあっちからこっちから、この国の誕生を祝うように鳴りやまない花火に人々の静かだけれど強い愛国心を感じた夜でした。
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