アンコール遺跡と言えばアンコールワットがあまりにも有名だけど、それと並ぶアンコール2大遺跡のもうひとつがアンコールトム。アンコールワットの造営から半世紀遅れて造られたと考えられてる王都だ。
アンコールトム(大きな町という意)は周囲を5つの門に囲まれた都城。アンコールワットから町の中心であるバイヨン寺院へと続く道に建つこれが四面塔を持つ南大門。
この門の両側になんと108体も並ぶ神々と阿修羅の像が私たちを迎えてくれる。
そしてその中心に建つのがバイヨン寺院。
当時(12世紀末)の支配者が具現化した宇宙の中心、つまり神々の住む聖域がここ。
ただアンコールワットと大きく異なるのはここが大乗仏教の信仰に基づいているってこと(ワットはヒンズー教)。
さあ、テラスへ登っていこう。また急な階段だ。余談ながら、この街の観光客としては圧倒的に韓国人が多かった。
このバイヨンの特徴は四面仏の多様。
どこにいても微妙に異なる表情の四面仏に見つめられてる。
最も有名な笑う菩薩像。何となくホッとするのは日本のお寺にいるような感覚と重なるためか?
で、これは…額縁に入った留守番隊菩薩。
密林の奥深くにひっそりとたたずむアジアの至宝だ。
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