奥様は海外添乗員〜メモリアル

添乗後記~フェスタ・ディ・サンタ・ルチアinベローナ

    

ここベローナはヴェネチアとミラノのほぼ中間に位置する、中世の時代からアルプス越えする上での交通の要所として栄えた街。

       

今でも古い時代のたたずまいが人気の古都だ。

    

そしてこの街をさらに有名にしたのがここを舞台に描かれた「ロミオとジュリエット」の名作。今でもジュリエッタ(イタリア語名)の家は街一番の観光名所(右上に見えるのが、かの有名なシーンに登場するバルコニー)で人が絶えることがない。

    

ここが今でも豊かな街であることは、メインストリートのショーウインドウや街を歩く地元の人たちを見ていればわかる。さらに最近は観光客も増えて、小さな街がなおも活気づいてる。

    

そんな現在の街の中心がここ、ブラ広場。ローマのコロッセオとほぼ同時期に造られた円形闘技場(アレーナ)が建つこの広場ではちょうど、フェスタ・ディ・サンタ・ルチアというお祭りが行われていた。

ちなみにアレーナから弧を描く流れ星は毎年12月上旬にお目見え。誕生したイエス・キリストの下へ東方三博士を導いた流れ星をイメージしたものらしい。

    

毎年12月11日~13日の3日間行われるこのお祭りにはクリスマスの市が立ち、観光客も交えてたいへんなにぎわいを見せる。

    

とは言うもののやっぱり…クリスマスらしい屋台はさほど目に入らず。これは園芸用のハサミ?

    

土産用のスポーツ・グッズ。

    

レースや刺繍、これはたぶん中欧からのもの?

    

そして…駄菓子。

    

このフリッテッレは砂糖をまぶした揚げパン。やっぱりここでもその場で暖め直してくれる。ローマにあったチャンベッレと形がちょっと違うだけ。このへんにも郷土色が出てて面白い。

    

う~ん、やっぱりここでもお菓子屋さんが圧倒的に人気。イタリア各地のドルチェを置いてる。

    

こっちにも。

    

よく見かけるキャンディ屋さん。ほぼ中央にある細くて長い真っ黒なキャンディ?昔から気になって仕方ないんだけど、どうしても試す勇気がない…

    

流れ星は子どもたちのいい遊び場となってる。なんとも微笑ましい光景。サンタ・ルチア(この街のあたりではクリスマスプレゼントを持って来てくれるのは彼女だと考えられてる)はステキなプレゼントを持って来てくれたかな?


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