連日強い陽射しの下、30度近くまで温度の上がる昼下がり。昼食を取るついでにアルコールでも入ろうものなら、食後はもうな～んにもしたくなくなるのが人情ってもん。涼しい木陰でお昼寝タイム、これぞ身体に優しい生活の在り方、でしょう？
そう、食後のんびりと昼休みの時間を取る【シエスタ】の習慣はこのギリシャにはまだまだ健在する。昼食が一日のメインディッシュでもあるこの国では13～17時頃がランチ＆シエスタの時間。
もちろん忙しい日本でこれを実践しようものなら、会社の上司から「明日から来なくていい」なんて言われそう？でも暑い暑いギリシャでは「午後の暑いさなかに仕事の効率など上がるはずがない」と、なんとも潔く店のシャッターを下ろす。
ちょうど昼食を終えて街外れのレストランを出ると、通りを挟んだ向かいの民家に子供たちの姿。パジャマに着替えてこれからシエスタらしい。あぁ、心底羨ましいと思ってしまったのは私だけか…
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