スポーツの祭典オリンピック、その発祥の地として名高い地がギリシャのオリンピア。その起源は今から2,800年もさかのぼる。ゼウス神への奉納試合として当時から今と同じように4年に1度行われていたという競技会は、時代を経て今に至る。
現在でもオリンピックの聖火はここ古代オリンピア遺跡の中のヘラ神殿で採火され、各国へともたらされる。遺跡の中には当時の競技場跡も残り興味深い。それでも現代オリンピックの華やかさとは裏腹に、オリンピアの街はオリーブや糸杉が繁る山間にひっそりと佇む。
かつて常に戦いが繰り広げられてた時代であっても、オリンピック開催中は3ヶ月間の停戦が義務付けられていたらしい。そして勝者に与えられるのは野性のオリーブで作られた冠。
穏やかに時間が流れるこんな場所に立つと、オリンピック開催中といわず常に平和な世の中が訪れてほしいものだと、思わずにはいられない…
写真はオリーブの枝で作った冠を持つ現代ガイドのケティさんと、後方に見える3本の柱を持つヘラ神殿。
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