チンクエテッレ2つ目の村はヴェルナッツァ。モンテロッソ・アル・マーレを出発したローカル列車がトンネルを抜けた途端もう到着してしまうほどの距離だ(約5分)。
駅舎を出た途端目の前に広がる色とりどりの家。この地方の漁師町特有の街並みだ。
後方を振り返るともうすぐ山が迫っていて、岩山にへばりつくように町が作られているのがここからでもわかる。
それにしても静か。
観光地としての顔はまったくなくて、多分昔から変わらない人々の生活だけが垣間見れるのはこの時季ならでは?
穏やかな波の音…
そう、ちょっと歩けばもうそこは海。とくれば、やっぱりね?
こんな漁師町には猫が似合う。
そして…カラフルな町並みと、後方に迫る山間に広がるぶどう畑。この風景こそが世界遺産。
海の向こうにはモンテロッソ・アル・マーレが見える。夏場ならモンテロッソ・アル・マーレから船を使ってこの港に入って来たいところ。きっと感動するよね。
ところでここチンクエテッレへ来たからにはぜひとも地元の美味しいワインを試して帰りたい。
断崖絶壁に作られた段々畑で育ったぶどうから造られた、その名もチンクエテッレというワイン。特にイタリアでは珍しい甘口のシャケットラーが有名。港の近くには地元のワインをグラスでいただけるエノテカがあるからぜひ。旅の甘い思い出になるはずよ!
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