バカンス客でごった返す昼から夜にかけての島もそれはそれで味があるけど、多くの観光客がまだ起き出したかホテルで朝食を取ってるような時間帯の散歩は、活気あるミコノスとはまた違った魅力に触れることのできる絶好のチャンス。夕べのうちにそれを確信した私は目覚ましに起こされることもなくさっさと起き出して、どうせ誰にも会うまい?とすっぴんのまま部屋を飛び出した(笑)。
案の定街を歩く人の姿はまばら。朝陽に照らされた白壁の街を望める丘に息を切らしながらエイヤっと上ると、まだ起きぬけのミコノスタウンが見える。高台に上るとさすが風の島と呼ばれるだけあって、時折立ってるのもままならないくらいの強い風が。午後からのサントリーニに渡る船旅がちょっと気になる。こりゃ~相当揺れそうだよ(汗)。
さて、気を取り直してタウンの迷路に入り込む。幸い出発まではフリータイム、時間を気にする必要もなし♪細い路地にぎっしりと並ぶ白壁は、あっという間に旅人の方向感覚を失わせる。狭い路地にひしめき合うオシャレなショップやカフェはまだ開いてないから、逆に純粋な街並が楽しめる。それでも歩いてるうちに朝市帰りの地元の人や荷物を載せた三輪車とすれ違うようになる。街が動き出した瞬間だ。静まり返った白い街、のんびり歩き回る猫たち、そして港に立つ市で垣間見れる島の人たちの生活ぶり。ここミコノスも早朝散歩が楽しめる貴重な場所だ。
写真上段はアトミリの丘から眺めるミコノスタウン
写真下段は散歩途中に出会ったミコノス島のマスコット、仲睦まじいペリカンのペトロス夫婦
大井さんのブログサントリーニに魅せられて・・・でミコノス島のペドロ君が紹介されてますよ。見てね。
← タウンが目覚める前の散歩にクリックしてね。
← 留守番隊のホームページもみてね。
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