ハンガリー料理にかかせない調味料、それがパプリカ。早く言えばとうがらし。デザート以外の料理にはたいていこれが使われてると言っても過言じゃない。
ただ、だからと言って全ての料理がピリリと辛いわけじゃ~ない。私とてとうがらしに辛口甘口あるなんてこと、ハンガリーに来てはじめて知った。煮込み料理が多いこの国では、風味付けってな感じでこのパプリカが用いられることも多い。
多分イタリアやスペイン料理にオリーブオイルが、そして日本料理にお醤油がかかせないのと同じ感覚。そもそも冬は寒い内陸国だけに味付けは濃いし、辛さで身体を温めるという昔ながらのこれも知恵?
家庭の軒先にぶら下がるパプリカは、ハンガリーにはなくてはならないもののひとつ。まるで家を守るお守りのように?
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