奥様は海外添乗員〜メモリアル

遅い夏休み後記~コス島へのプチ海外旅行・1

          

再び…ボドルムの朝。まだバカンス客も動き出す前の港はいたって静か。朝一番はまだまだ空気も爽やかだし、散歩にはもってこい。それでも太陽は今日も元気そうだし、日中はまた暑くなりそう…

    

さて、そんなボドルムから今日はパスポートを片手に海を渡った先、ギリシャのコス島へ日帰り海外旅行を楽しみに♪なにしろここボドルムの沖合いに出ればあっという間にギリシャの海域。一番近いコス島はこの街から気軽に(片道約1時間で)訪れることのできる海外ってことになる。港にある出国審査場でパスポートにスタンプを押してもらい、船に乗ってあとは待つだけ~?

    

ここバドルムとコス島との間の定期航路は年間通してフェリーとハイドロフォイル(夏季のみ)が運行されてる。もちろんコス島側からの船も同様で、船を待つ間にギリシャ国旗をつけたフェリーがどんどん入ってくるよ。

    

おっと、こっちはフェリーの半分の時間(約30分)で行き来できるギリシャ籍のハイドロフォイルだ。ちなみにボドルムにもハイドロフォイルはあるはずなんだけど、故障が原因で運休中とか。

    

さて、予定を1時間半ほど遅れてボドルムを出港したフェリーから、ようやくコス島の島影がくっきり見えてくると、乗客たちもウキウキ・ランラン♪

    

港に近づくとたくさんの船。大きなクルーズ船に各種フェリー、それに軍艦まで留まってる。港はボドルムよりむしろ小さいけど、遠目に見てもなんとなく華やいだ感があるのはやっぱりここがギリシャだからかな?

    

そしてついに上陸…がしか~し、入国審査場に並んだ列は一向に進まず。そう、これもギリシャだ。トルコ同様、の~んびりと時間の流れる国であることを忘れちゃならない。

          

ともあれ約1時間を要しようやく入国を果たせばそこはまぎれもなくギリシャ。アジア大陸のトルコから渡って来たこともあって、見慣れてるはずのEU(Europa Union)の旗が妙に新鮮に感じられる。

    

さあ、いよいよコス島歩きをはじめよう。ところで港に建つこの厳つい城壁。ボドルムにあったもの同様15世紀に十字軍によって築かれたもの。でも16世紀になると当時敵対してたトルコ軍からの攻撃に備えてさらなる外壁が造られたんだそう。今となっては昔の話だけど…

    

まずは大きなパームツリーの立つ港に沿ってビーチへ向かおう。ここコス島はギリシャ南東部に位置するドデカニサ諸島の中ではロドス島に次いで観光客が多いところらしい。私はボドルムに来ようと思うまではコス島という名前さえ知らなかったけど。

          

ところでギリシャというと、ヨーロッパの中ではまだまだ素朴さを残すでのんびりした国。それでもお隣トルコと比較してしまうせいか、もどきではないヨーロッパの風を感じられるから不思議。

    

横目に眺めるレストランにしてもしかり。あっと、でもトルコ料理とギリシャ料理は実はそっくり。ポピュラーなメニューはだいだい共通してるしね。いろんなものが行き交ってた国だけに食文化も似てるのね。唯一違うのはトルコにない豚肉料理がここギリシャにはしっかりある!ってこと。

    

さて、港に一番近いランビ・ビーチに到着。ビーチの様子もやっぱりこちらに軍配あり?かな。でも小さなこの島もボドルム同様、観光シーズンは春から秋にかけての約半年間。冬場は訪れる人もほとんどなくて島は閑散としてしまうらしい。だから余計にこの時季は華やいで見えるのかもね。

エーゲ海に反射する陽射しは思った以上に強い。昨日で散々焦げた自分がちょっと心配になった私。今日のところは…コス・タウンの散策にしとこうかな。つづく…


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