シチリアらしいお菓子といえばアーモンドの粉を練りこんだ素朴な焼き菓子がほとんどで、日本のように多種多様な繊細なドルチェはあまりありません。ところがパレルモ空港にあるこちらのお菓子屋さんPALAZZOLOは、地元のガイドさんもオススメの知る人ぞ知る?ドルチェの名店だそうで・・・
パシャしませんでしたが、棚にはポピュラーな袋入りの焼き菓子もたくさん。でも惹きつけられたのはやっぱりガラスケース。のぞいてみると、イタリアらしからぬ(笑)オシャレなケーキたちがズラリ。
で、もちろんシチリア銘菓のカンノーリも大小合わせた〜くさん。チョコレートやピスタチオクリーム入りなんてものもあるんですね。
さらにナポリ銘菓であるスフォリアテッラやババも並んでます。う〜ん、オススメされたのがわかるくらい、見た目も綺麗だしどれもこれも美味しそう。にもかかわらず、お値段はリーズナブル。
カラフルな色合いがシチリアらしいマルトラーナも。アーモンドを練りこんだものに食用色粉を使って果物なとを型取った焼き菓子。日持ちはするし型崩れの心配もないのでお土産には最適なんでしょうが、なにしろ甘い!ので個人的にはちょっとパス(汗)。
悩んだ末に、今回はじめてこの美味しそうな生菓子をお土産にしました。日本まで持って帰ると言ったら、しっかり厚紙のお皿で挟み込むように、しかもイタリアとは思えないくらい綺麗にラッピングしてくれましたよ。
おかげで乗り継ぎ含め15時間近い旅にもかかわらず、型崩れなく無事日本到着〜 ♪ どれもリコッタチーズを使ったクリーム入りのカンノリーッチョ(ミニサイズのカンノーリ)。ノーマルなものに加え、気になったチョコレート味とピスタチオ味の3種(各1ユーロ)をお買い上げ。筒型のビスケットのサクっと感も残っていて、美味しいです。
ただ、本来は超サクサク感がポイントのスフォリアテッラ(1.2ユーロ)。こちらはすでにしっとり。残念ながらこれは長旅でのお土産には適さないことが判明(涙)。いやぁ、でも今回の旅であらためてカンノーリの魅力にとりつかれた私です。ちなみにわざわざシチリアまで行かなくても、イタリア国内のBARやお菓子屋さんではたいてい置いてますからね。イタリア旅行の際はぜひお試しを。シチリアンドルチェ、侮れません!
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