パリから車で南へ走ること約1時間、のどかな畑や森の中にバルビゾンの村はある。
観光客の姿を見ることは稀な静かな住宅地。田舎なのは間違いないけれど、それでいてどこか品のよささえ感じられる村。
19世紀にはたくさんの芸術家がここを訪れ、【バルビゾン派】と呼ばれるようになったことで知られる。働く農民たちの生活を描くことは当時としては画期的なことだったようだが、とりわけミレーの「晩鐘」や「落穂拾い」などは後に名画となった。
とはいえ特別なものは何もない。強いていえば、かつてミレーが住んでいた家が残され公開されてるくらい。小さなアトリエには彼の作品が当時のまま残されてる。
それでも大きな看板が出てるわけでもなく、つい通り過ぎてしまいそうなくらいこの村の風景の中に溶け込んでしまってるとこがいい。
静かな時間だけを感じながら過ごしてみたい、そんな村。
「いいなぁ、こんな村に住みたいなぁ…」きっとこの村を訪れた人の多くがそう思ってしまうような。
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