イビサを去る前にやはりこれだけは見て帰らねば!と港で冷たい海風に吹かれていたのがつい数日前のようにも、またずいぶん昔のようにも思えてしまう不可思議さ。これも旅のマジックか。見たかったのはもちろん、スペイン版海上のピラミッド、イビサの美しい夕暮れ時のその姿。青空に映えるその姿はもちろん魅力的だけど、空と海の色に合わせてきっとこの美しい淑女は大変身を遂げるだろうと…
4月のイビサは朝と夜とを中心にまだまだ寒く、日がかげり出したとたん薄いコートでも羽織りたくなるほど風は冷たい。日中は半袖で十分なのにこの落差には毎日私も目を白黒させていた。だからようやく街にあかりが灯りだしたこの頃は港で震えてたっけ。さすがの私もビールでもワインでもなく、湯気の出てる熱いラーメンでもすすりたかったのを覚えてる。
それでも目を離す隙もなく、目の前の淑女はその姿をどんどん変えていく。あんなに青かった空と海とが藍色に、やがて真っ黒にその色を変えると浮かび上がる煌びやかなその姿。今はまだ静かなこの島もあと1ヶ月もすると「地中海の不夜城」と化すんだろうか。宵っ張りなリゾート客たちがそろそろ元気になる時間だけど、翌日の早朝出発を控えた私はこれにて退散しよう。この姿をしっかり脳裏に焼き付けて…
みなさんからのコメントはいつも楽しく読ませていただいています。ただ諸々の理由によりこの年明けからコメントへのお返しはしていませんのでどうぞご了承下さい。また旅関係のご質問やリクエストに関しては、できるだけ今後のブログ上に反映させていきたいと思っています。
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