奥様は海外添乗員〜メモリアル

トルコ料理に舌鼓

    

日本でトルコ料理といえば最近ポピュラーなケバブサンドイッチ。串に刺して焼いた肉の塊の表面を削って、野菜と一緒にパンにはさんでくれたもの。もっともこの料理はトルコに限らず北アフリカをはじめアラブ諸国どこでもお目にかかるものなんだけど。ちなみに最近ではトルコ人が移民として多く住むヨーロッパ各国でも人気のようで、たいていの街でケバブ屋を見つけることができる。こと食べることに関しては物価の高いヨーロッパでも気軽に食べることができるからとっても便利なのよね。

ただしこの料理はトルコでもファーストフード的存在。トルコ料理は決してこれだけにあらず。日本ではまだまだ知られるとこの少ないこの国の料理は、実にバリエーション豊富でね。何しろフランス料理、中華料理と並ぶ世界3大美食のひとつ。しかも日本の2倍の国土を持つトルコだから、当然のことながら郷土料理なるものも多いしね。エスニックなイメージが強いと思うけど、肉あり魚あり、野菜も豊富な国だけに日本人の口にも合うこと間違いなし。私がトルコ好きな理由のひとつは実はそこにあると言ってもいいくらい。どうせ旅するなら美味しいものがたくさんある国がいいに決まってるもの!

さて、エーゲ海に面したここBodrumは昔からの港町。華やかなリゾートなる面とは裏腹に、早朝には港に漁師たちが釣ってきた魚を売る市が立つ。そんなわけでこの街もメインストリートを歩いてると新鮮な魚を並べたレストランがずらり。ただしお値段はかなり高めだ。そもそもトルコ人も肉食の民族だから魚は捕れるけど値段は観光客向けとなるわけ。ローカル色を楽しむのも一案だけど日本に帰れば安くて美味しい魚はいくらでも食べられるわけだし、今回はあくまでトルコらしさを優先することにしよう。

ってなわけでクルーズの帰り道、観光客が入っていないとっても地味なロカンタへGo。ショーケースに並んだ料理を選べるから実に便利。さて、私が選んだメニューは茄子に角切りのビーフとポテトを挟み込んで焼いたカルヌヤルクと新鮮野菜のサラダ。ちなみにトルコのレストランでは必ず美味しいパンがついてくるからこれだけで十分。ビールと食後のチャイを合わせて18トルコリラ(1,700円)なり。トルコの中でもめちゃくちゃ物価の高い街だから、これでも比較的リーズナブルに済んだ方でしょ。美味しかった、ごちそうさま。


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