奥様は海外添乗員〜メモリアル

夕闇せまるBodrumの街で

          

バカンス客たちがひとしきりビーチやら近郊の街へのショートトリップから戻って来る頃、バザールの集まるタウンの中心は再度活気づく。「欲しいなら売ってあげるわ」的なヨーロッパ諸国とは正反対で、売る気マンマンの彼らだもの。歩いていれば自然とあちこちの店頭から声がかかるのはトルコきってのリゾートBodrumとて同じだ。

それでも洒落た感じのショップが多いところは、さすがヨーロッパナイズされたリゾート地だけある。白壁の路地に入り込むと、時折ここはギリシャかスペインのアンダルシアかと思ってしまうほど。必然的に?店頭のおにいちゃんもおねえちゃんもみんなどことなくオシャレ。

ヨーロッパ諸国に比べるとこの時季はずいぶん日が短くなってるようだ。まだまだ暑いとはいえこの街のシーズンは来月いっぱい。聞けばこの街で働く若者のほとんどは、他の街から半年だけ働きに来てる出稼ぎ人とか。「この街はエキサイティングで好きだけど、やっぱり故郷の田舎がいいに決まってるさ!」にっこり笑ってそう言い切ったおにいちゃんの言葉に、なぜかホッとしたりした…


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