思いの中に生きる

奇蹟の人「長尾弘」先生の法話

思いの中に生きる

2015-04-03 01:06:17 | 日記

       恩師のご著書「思いの中に生きる」より


             喜びの体験記


         「反省」がもたらした今の幸せ H.M.


先の続き・・・

私は今まであまりにも間違った思い・行いをしてきたと思うと、
妻や子供に済まないことをしてきた、
申し訳ないことをしてきたと初めて気付かせていただきました。
私は結婚してから正法にご縁があるまで、
よく尽くしてくれた妻に対して感謝の心もなければ、
やさしい言葉の一つもかけたことがありませんでした。
そのくせ、わたしは勝手気ままにして、気に入らないと言っては怒り散らし、
怒鳴りつけてきました。

私は、今までしてきたこと、思ってきたことが、何と愚かなことであったか、
神仏に背いたことでであったかと思うと、胸が締め付けられる思いで身体が
震えました。
自分の身体が不自由になったのも、今まで皆人のせいにしてきましたが、
実は、自分の今までしてきたこと、思ってきたことの過ちの結果として、
自分の身体に表れてきたということを、長尾先生のお話を聞かせていただいて
初めて解らせていただきました。

それから、結婚してから今までの自分をよく振り返って反省しました。
私は、一見おとなしく真面目に見えるそうですが、酒は飲む、遊びはする、
どうしようもない私でした。
それでいて内弁慶で、家に入れば亭主関白で、
自分の思いを通さないと気に入らない私でした。
こんな私に対して妻は悲しい辛い思いを与えられているにもかかわらず、
私の心・病気を何とか直そうと、ありとあらゆる努力をしてくれました。
そして、私がどんな我がままを言っても口答え一つすることもなく、
よく黙って辛抱してくれたと思うと、妻に済まなくて済まなくて、
申し訳ない心でいっぱいになり、心の奥底から込み上げてきてこらえきれず、
涙を流して男泣きに泣きました。

私のような無能な碌でなしによく今日まで一緒にきてくれたと思い、今まで
辛い悲しい思いをさせてきたことを心から詫びました。
これから心を入れ替えて正法を一生懸命勉強していこうと思い、
高橋信次先生の御著書を読ませていただきました。
私は頭が悪いので、何回も自分に理解できるまで読みました。
それから、長尾先生が講演に行かれる先々までご一緒させていただき、
いろいろと教えていただきました。

そして、自分自身に少しですけれど、気付いてまいりましたので、
思い・行いを少しずつ正していくうちに、身体の不自由さも、
病気の辛さも忘れてしまい、身体の障害も気にならなくなりました。
先生に教えていただいたように、
怒り・愚痴・謗りといった言葉をださないように努めておりますと、
お陰様で家の中も明るくなり、今のところ子供たちも
真面目ですし、今はとても幸せに過ごさせていただいております。
このように幸せになれたのも、
長尾先生にいろいろとご指導していただいたお陰です。
それにTさん、Kさん、皆様のお陰です。
先生にご縁が無かったら、今の幸せはありませんでした。
長尾先生、本当にありがとうございました。


               ~ 感謝・合掌 ~