恩師のご著書「思いの中に生きる」より
見えないものの存在
死んでから、蛇の姿になりあるいは狐の姿になって、
迷っている方がいっぱいあります。
本当は、蛇とか狐とかあるいは狸とか、
そういうものは人を化かしたり祟ったりしないのです。
そういう意識になり下がった人の意識が禍を起こします。
そういうことがわからないものですから、「これはえらいことだ。祀れ。
供養せなあかん」ということになるのです。
地神さんというのは大体蛇の姿を見せます。
それは「人の執念」です。
これをゴミにたとえてみますと、
拝み屋さんが来て「ここ祀んなはれ」と言って
地祀りあるいは棚祀りをすることは
ゴミを掃除してゴミ箱に入れて屋敷の側へ置いているのと同じことです。
うまいこと管理しないとまた出てきます。
神主さんが来て「祓い給え、浄め給え」とやったら、
チリ叩きでゴミを払っているようなものです。
その時はなるほどきれいになるけれど、またそのゴミはそこへ落ちます。
一番いいのは掃除機を持って来てバーッとゴミを皆吸ってしまって
然るべく処置をしてしまうことです。
もう出てきません。
私の場合は掃除機でそういうゴミを全部吸い上げてしまいますから、
後がうまくいきます。
~ 感謝・合掌 ~