鳥取のエコ集合~☆ 鳥取環境大学 地球環境を考える会ブログ

鳥取県内で行っている地球温暖化防止活動やエコ啓発活動等を学生目線で発信していきます♪

鳥取市

2009-02-28 00:44:51 | カンガルーのつぶやき
今回は鳥取市の取組を紹介します

ところで鳥取市って広いですね~~
西部からずっと紹介してきて、三朝町の次が鳥取市
私の実家も鳥取市の隣町だなんて信じられない
鳥取市の面積は全国の市の中で55番目に大きいそうです。
まあこの順位はわかりにくいですね


このような広い範囲の市と村が合併したので、都市部と農漁村が混在する市になっています。
それぞれの地域で地域にあった様々な環境活動が行われている様ですが、行政もすべてを把握することが難しいようです。
熱心に活動している方達の活動をつなげていって、それに市民全体が参加できるようになれば環境活動ももっと広がっていくのではないでしょうか。


鳥取市では環境基本計画を定めていて、豊かな自然と人間が共生する「快適・環境都市」をスローガンにしています。
家庭での新エネルギーの導入支援に力を入れていて、太陽光発電、ペレットストーブ、まきストーブ、小型風力発電、太陽熱温水器など幅広く補助を行っています。
まきストーブの素晴らしさを知りたい方は、左のエコハッピーでいこう!をクリックしてみて下さい
火をおこすというのはなかなか難しいですけど、楽しいものです。
細い木からだんだん太い木へ火をうつしていって、暖かくなるまで時間がかかるけど不思議と苦にならない。まきストーブに火をつけていると、ちっちゃいころ風呂を沸かしたことを思い出します。


話はそれましたが、鳥取市といえば鳥取環境大学!!と現在思っていらっしゃる方がいるかどうかわかりませんが
やはり鳥取市で環境問題について考えるとき、環境大学が常に出てくるようにならなければならない。鳥取市民、鳥取県民の誇る環境大学になれるよう頑張っていきたいと思います。
今の時代に環境と冠した大学があるというのは、よその人からみたらすごいことなのです


気候ネットワーク東京事務所へ

2009-02-19 11:40:02 | カンガルーのつぶやき
TUES地球温暖化を考える会は「Make the Rule」の地域団体として参加させていただいています

気候ネットワークの桃井さんとは、一村一品事業の鳥取県代表選定委員会の委員として来ていただいた時に初めてお会いしました
その時にMake the Ruleキャンペーンに誘っていただいて、地域団体に登録してもらいました


今回はMake the Ruleについてお話を伺うために気候ネットワーク東京事務所におじゃましてきました


地下鉄の駅を出て、歩いて2分くらいいいとこですね
ちょうど桃井さんがいらっしゃってタイミングばっちり


Make the Ruleについて基本的なところから詳しく教えて頂きました。気候保護法案、地方議会の意見書採択について、キャンペーンをする際のアドバイスなどとても勉強になりました。

インターンで参加されている環境懇談会Quelle(クヴェレ)の町田さんにもお会いでき裏話なんかも聞くことができました

こうやっていろんな方と出会えて話ができるというのは幸せなことですね



これから鳥取県でのMake the Ruleのイベントを盛り上げていきたいと思います。

桃井さん、町田さんありがとうございましたこれからもよろしくお願いします

全国大会の感想

2009-02-18 01:36:07 | カンガルーのつぶやき
いろいろと頭をかけめぐっているうちに、ぶつぶつと感想を・・・


様々な取組みがあり、どこも自信に満ち溢れていました

こんな素晴らしい取組みがあるのかと!
なんで今まで知らなかったんだと!


今年度は、農業や木の有効活用が際立っていました
それにより、地産地消という単語も生まれます

色濃く残っている取組みを以下にズラリ

・新潟県の雪の冷房は、親近感を持てました。
鳥取の雪は減る一方なようですが・・・

・杉の木製ダムを開発した秋田県は、「木材ってこうした水場にも使えるのか?!」と新しい発見。
なぜ、大学の木材階段は腐敗するのか?

・長野県のエコスキー場(生ゴミ残渣・リサイクルウェアなどに取り組む)も、
この時期にはもってこい
視察したくなりました。


近畿には勢いが。

・カルビー湖南株式会社(滋賀県)のじゃがいもを生産調達し、
輸送時間と距離の短縮で、エネルギー削減にも貢献
まさに三方よし!!


・京都の中学校普通教室に薪ストーブの導入は、だれがどのように仕掛けたのかが、すんごく気になります
先生なのかな??

・私の出身でもある大阪代表のフードマイレージ教材化研究会発表の方は、大学でも講義していただいた方ですよ!!
人も取組みもつながるんです~


・島根(大田市)の、固民家再生は、エコだけでなく、伝統的な職人技術の継承も目的としています。
画像で見た再生された民家は、和モダンな雰囲気をかもし出していました

・徳島の阿波踊りのゴミステーション管理は、
鳥取のしゃんしゃん祭りにも適応すべきじゃないかと・・・。
環境大学生=ゴミ拾い隊なんてイメージは嫌です。

エコ祭りとして、地元の竹串やら、間伐材を使った本来の割り箸に、
紙でくるみ、器は持参などなど・・・理想です

それでもでてしまうゴミは、ステーション管理で、
きっちり出した本人が、分別してほしいです
ステーションの管理なら、します


・香川県の学生で運営するエコカフェにも、興味しんしん
いつか私たちも、エコカフェ運営とまではいきませんが、
エコカフェイベントしたいです

・高知県は、冬場のハウス加温栽培を、従来の石油資源から、
木質ペレットを使った加温に切り替えた取組みが
冬場の夏野菜購入においては、フードマイレージも減るかも!?


九州は会社が元気

・福岡県は飲食店から排出される生ゴミを、レンタルコンポストで残渣に。
三朝と似ている取組みです


・芋焼酎・黒伊佐錦で有名な鹿児島県の大口酒造株式会社は、
900mlびんの再利用も始めました
リユースビン、広がれ~

もしくは、お酒の量り売りの拡大を期待しています(笑)
飲み会するたびに大量の空き缶・空き瓶を処分するのがおっくうだから

・宮崎県の南国興産株式会社は、鶏フンを燃料として熱源や電気に利用しています



何より、各都道府県の紹介文では
「地域再生」「地域を元気に」「地域の活性化」
という単語が並んでいました


温暖化防止だけの活動をしているだけでは遅く、その活動を行うことで、
地方の力が一段と際立ってきているような気がします

現段階として、
鳥取県は、防止活動に関するネットワークを作り育む時期だと考えています。
今回は本当にいい機会だったのではないかと。

そして、人材育成が何よりも重要
環境大で人材育成をするのがてっとり早い


入学者が減っている?!
いやいや、地域での環境大の在り方も本格的に考えないと

地元も誇れる大学を目指すのが一番

大学が生き残り戦争なら、もっと地域社会から利活用される工夫を講じるべきだ~

ストップ温暖化!一村一品大作戦の全国大会の報告

2009-02-16 01:08:00 | カンガルーのつぶやき
2月14日~15日にかけて、東京でストップ温暖化一村一品大作戦の全国大会が行われました




全国47都道府県、各4分間のプレゼンテーションを拝見いたしました
どこもアツかった
笑いあり、衝撃あり、感動あり(笑)

それに、高校生が多いのなんの
小学生や中学生も、いました


去年の取組みと比べると、各団体どこか生活感が漂っていて、
身近に感じることができました


私たちは、鳥取県代表の
三朝温泉観光協会の発表のお手伝いをしてきました

廊下に飾られていた
ポスターです


承知だとは思いますが、
取組みに悪いものなんてないんです。
活動に優劣をつけることなんて、できないんです。

鳥取県は惜しくも、表彰台にあがることはできませんでしたが、
事業内容は、全く他と引けをとらないと考えています




さくっと、受賞団体の報告です


最優秀賞  京都府  薪ストーブ
金賞    新潟県  雪氷冷熱住宅
銀賞    高知県  再生可能エネルギーで農業
銅賞    沖縄県  さとうきびとそばの持続可能な農業

その他、島根県の古民家再生も表彰されていました
奈良県の工業高校は、効率のいい風力発電の開発で、世界の舞台でも表彰されていました


グリーンカーテン部門ができるほど、
多くの団体が取り組んでいました


会社も名をつらねていましたよ~


全国大会については、また書きまーす

三朝町

2009-02-12 02:08:44 | カンガルーのつぶやき
やって参りました三朝町


鳥取で一番注目されている地域なんじゃないか?!と思っています

テレビでも紹介された三徳山投入堂。
1000年もの歴史があります

そして三朝温泉
温泉成分配合の化粧品、三朝みすともあります


夜になると、より一層、
明かりとお客さんでにぎわう、昭和レトロな温泉街です
私は昼に行っただけで、夜の雰囲気が味わえませんでした



ここでも温泉に関することを少し


以前のブログで温泉や地熱はもっと有効に、活用できるはずだ!
と意気込んでいました

少しのお時間ですが、調べてみました。

そもそも、日本はインドネシアに次ぐ、世界2位の地熱資源国だそう
しかし、地熱エネルギーの利用は、かなり遅れているそうです。

簡単に、温泉・地熱といったエネルギーも、実は様々な活用方法があります。

まず単純に、熱の利用
高温の源泉を、冷ますときに排出される熱を利用して、給湯や床暖房に用いる廃熱利用
日本の温泉に関する新エネルギーでは、これが主流だと
観光・宿泊施設などに用いられています

ただ、初期投資に値が張るので、普及が難しいようですが、
ゆくゆくのコストなどを考えれば、決して高くはない気がします

割と、なんでもそうですよね♪
イイモノを長く使う、そんなカンジでは


それと、温泉から電気を生み出す利用
水より沸点が低いアンモニアを混ぜた水溶液を温泉熱で蒸発させ、タービンを回して発電する温泉熱発電
それほど、大きい施設も必要ないそうです

さらには、農業との相性もいいみたいです
温泉の熱を利用した温室栽培は、どちらかといえば東日本の方が活発かな?
石油ボイラーの代わりに、温泉熱で温めて、果物など栽培しています

あとは、道路の融雪や養殖にも、、、。



な、なんと、2,3年ほど前、
鳥取県でも鳥取大学と県内企業が温泉熱利用発電機を進めていました

・・・現在はどうなったのでしょうか?


この温泉を利用した、取り組みは、長野県が先駆けではないでしょうか。

全国有数の温泉地でも、温泉熱という単語がちらほら

鳥取の温泉地には、どんな要素を取り入れたら、
おもしろいかな~~~

エコピープル

2009-02-10 13:44:20 | カンガルーのつぶやき
エコ検定合格しました

エコピープルになってしまった


エコピープル行動指針には
①環境に関心をもつ
②健康に気を配り、毎日の生活を丁寧に暮らす
③多様な“いのち”を慈しむ
④自然の豊かさを楽しみ、自然から学ぶ
⑤地域コミュニティをともに創りあげていく
⑥それぞれの人や組織を認め、連携し協働する
⑦限りある資源を大切にする


とあります。


僕にとっては2番が一番難しいですね~


よ~し頑張ろう!


ところで環境社会検定(eco検定)
なにがecoなのかいまだにわかりません


最近よく使われるecoっていうのは環境に関係することだったら何にでも使われているんですかね~

日興フェア!

2009-02-09 00:33:52 | カンガルーのつぶやき
TUES地球温暖化を考える会、2月5、6日とNIKKOフェアに参加してきました

日興商会の社長さんは鳥取県のご出身で、鳥取環境大学にも講義に来て頂く事もあります。


毎年NIKKOフェアでは大学のブースを出しているそうなのですが、今年はTUES地球温暖化を考える会も初参加することになりました




いろんな企業のブースが並んでいる中で、大学のブースはかなり異色の存在。

しかし、企業の方も「環境」というキーワードに敏感らしく、足を止めて説明を聞いて下さる方がたくさんいました

地球温暖化を考える会のアピールもできてよかったです
疲れたけどね

三朝町を紹介する前に・・・

2009-02-07 02:33:28 | カンガルーのつぶやき
三朝町の取り組みを紹介する前に、

三朝温泉観光協会の取り組みを報告します

私たち、TUES地球温暖化を考える会は、
環境省の委託事業「ストップ温暖化一村一品」大作戦の鳥取メンバーの一員でもあります

ざっくと説明すると、
地域の取り組みを掘り起こし、全国大会で発表しよう!
優れた取り組みには、表彰しよう!
といったところです。


そこで、鳥取県の代表選手は

三朝温泉観光協会の
レトロな温泉街の食品リサイクルとフードマイレージゼロへの挑戦

に決定しました


詳しくはhttp://www.jccca.org/daisakusen/をのぞいてください

三朝に行きたくなります


そしてなおかつ、
WEB投票も行っています
なんと、全国47都道府県の中、なんと9位

おお~ぉ


2月11日まで投票できるので、投票http://www.jccca.org/daisakusen/taikai/entry.phpよろしくお願いします

全国大会の審査にも関わってきます


そして、鳥取県だけでなく、
他の取り組みも、ぜひのぞいてみて下さいね♪

湯梨浜町

2009-02-02 14:16:42 | カンガルーのつぶやき
めぐりにめぐって、湯梨浜町です

ユリハマと読みます
キレイな地名ですよね!

4,5年前に合併し、湯梨浜町が誕生しました

ここは、東郷池という池があり、湖中から90℃近くの温泉が湧き出ています

池の周りには、羽合温泉、東郷温泉があります


この池を中心に、今日はお話をします

周囲12kmの淡水湖。
一昔前、東郷池では漁業が盛んで、
船で向こう岸まで移動する航路もあったようです。


しかし、高度経済成長から、水質の悪化が顕著に現れるようになりました

現代も、下水道設備をはじめたしたインフラ整備が行われている中、

「昔のような池を取り戻そう」

と決心した住民が立ち上がり、「東郷湖の水質浄化を進める会」を結成。

町が定めたボランティアの日もあいまって、
地域住民の東郷池清掃活動など、町民の8割が参加しています


また、水質悪化の原因にもなっていた水草の除去作業もスタートし、
とった水草は、乾燥させて肥料になっているそうです
学校の花壇に利用されています。


東郷池の水をキレイにするため、持続的な農業生産を推進しているエコファーマー認定者数が県で一番多いようです



鳥取県の環境活動の特徴としては、
子どもの頃、遊んでいた場所を
「かつての姿に戻したい」という熱い思いから、スタートしています。

ラムサール条約に登録されている中海も、そうでした
10年以上前から、住民が積極的に清掃活動に参加しています。

東郷池を取り巻く活動は、始まったばかりです。

しかし、大きな波紋を及ぼすことに間違いないと考えています。

このうねりを受けて、湯梨浜町と女性団体連絡協議会は、国からがんばる地方応援プログラムの認定を受けました。

レジ袋削減運動を中心とした取り組みで、認定を受けることができました


温泉をはじめとする観光をいかに持続的に行っていけるか??
そして、どうPRするか。来ていただけるか。
非常に興味深い・・・


防止活動や住民の活動が、地域のビジネスチャンスになるには???

地域が元気になる手段として、エコな発想や活動ができればな、と

暇さえあれば、考えている私です


                            (のん)