ここにきて人気になっている不動産投資の方法にボロアパート投資があげられます。
局所的には不動産投資初心者にもボロアパート投資が推奨されていて、本も刊行されています。
人気のボロアパート投資、実際のところはどんなものなのでしょうか?
人気のボロアパート投資、実際のところはどんなものなのでしょうか?
【50万円が1200万円に⁉︎】ボロアパートを買うと儲かる〜不動産投資のプロが解説〜
ボロアパート投資のメリットとデメリットを説明していきます。
ボロアパート投資のメリットとは?
ボロアパートは格安
築年数の古いアパートには、格安のものが結構あります。
自己資産で購入可能なものも多く、融資を受けることなしに不動産投資をはじめられます。
自己資産で購入可能なものも多く、融資を受けることなしに不動産投資をはじめられます。
【不動産投資】①ボロ物件(全空きアパート)を再生してみたら利回り50%になった【現況レビュー】
高い利回りを実現できる
借り手がある程度多い地域なら、築年数の古い物件でも家賃があまり下がらないこともあります。
家賃にあまり差がなければ、より格安な物件に投資することでより高い利回りを実現可能です。
家賃にあまり差がなければ、より格安な物件に投資することでより高い利回りを実現可能です。
空室対策が容易
築年数の古い物件は新しい物件より人気がないのは事実です。
しかし、現実にはコスパに重きを置く入居者層がいて、家賃が安いことを訴求することで、そうした入居者層を集客できます。
特にリフォーム済みの安全性や快適性が高い物件であれば空室対策が容易になります。
しかし、現実にはコスパに重きを置く入居者層がいて、家賃が安いことを訴求することで、そうした入居者層を集客できます。
特にリフォーム済みの安全性や快適性が高い物件であれば空室対策が容易になります。
空き家問題解決に貢献できる
少し前から、空き家問題が深刻になってきています。
空き家が増えると、防犯や防災が難しくなり、地域の衰退もどんどん進んでしまいます。
ボロアパート投資によって空き家を減らすことで、防犯や防災、地域の衰退といった問題の解決に貢献することもできるのです。
空き家が増えると、防犯や防災が難しくなり、地域の衰退もどんどん進んでしまいます。
ボロアパート投資によって空き家を減らすことで、防犯や防災、地域の衰退といった問題の解決に貢献することもできるのです。
第19回 ボロアパート買ったらどうなった?【不動産投資の解説】
ボロアパート投資のデメリット
ボロアパート投資では、ボロアパートを格安で取得して、効果的にリフォームすることがポイントです。
ただボロアパートを買取っただけで儲かる投資になるものではありません。
面倒くさい
はっきり言ってボロアパート投資は手間がかかり、面倒くさいものです。
購入した物件を賃貸に回せばすぐに利益が出る、というものではありません。
ボロアパート投資では、そのままでは利益が出ないような物件を利益が出るように作り変えることがポイントで、そのためには手間も暇もかかります。
購入した物件を賃貸に回せばすぐに利益が出る、というものではありません。
ボロアパート投資では、そのままでは利益が出ないような物件を利益が出るように作り変えることがポイントで、そのためには手間も暇もかかります。
もちろん、他人に任せてもいいのですが、その分儲けは減ることになります。
手間暇をかけることが好きな方にはいいのですが、そうでない方には苦痛にしかならないでしょう。
ボロアパートは金融機関の評価が低い
ボロアパートは格安で購入できるのですが、金融機関の評価も低くなりがちです。
金融機関が担保価値を見てくれないので、ローンを組めないこともしばしばです。
金融機関が担保価値を見てくれないので、ローンを組めないこともしばしばです。
また、ボロアパートを担保に借り入れをすることも難しいので、物件の買増しをしにくい場面も多くなります。
その結果、ボロアパート投資は規模拡大がしにくくなることがあるのです。
買い手が少ない
ボロアパートは買い手が少なく、なかなか売れません。
築年数が古い物件は敬遠されがちで、売ろうとしても買い手が現れず、結果的に安売りせざるを得ないことがあります。
もう一人のもの好きを探す必要がある、というわけです。
築年数が古い物件は敬遠されがちで、売ろうとしても買い手が現れず、結果的に安売りせざるを得ないことがあります。
もう一人のもの好きを探す必要がある、というわけです。
ただ、ボロアパート投資の人気が高まっているので、、かつてよりは売りやすい環境が整っているかもしれません。
儲からない物件を避ける能力が必要
どんなボロアパートでも儲かるということはありません。
むしろボロアパートの中にはどうやっても損になってしまうようなものもあります。
むしろボロアパートの中にはどうやっても損になってしまうようなものもあります。
立地条件が最悪なものや権利関係が複雑なもの等、特殊な技能がないと解決できないような問題を抱えた物件もあります。
また、柱や梁が腐っているような深刻な問題があり、リフォームに費用がかかり過ぎて儲からない物件もあります。
また、柱や梁が腐っているような深刻な問題があり、リフォームに費用がかかり過ぎて儲からない物件もあります。
ボロアパート投資では、少ない費用でより高い家賃が取れる物件にしなくてはなりません。
そのため、ボロアパート投資では儲からない物件を避ける能力が不可欠になります。
ボロアパート投資を不動産投資初心者が?
ボロアパートは価格が安く、初期資金が少なくてもはじめられる点では初心者向けだといえます。
また、ローンを組まないことが多いので、万が一失敗しても自己資金を減らすだけで済むことも初心者向けだといえるでしょう。
また、ローンを組まないことが多いので、万が一失敗しても自己資金を減らすだけで済むことも初心者向けだといえるでしょう。
しかし、儲かる物件かどうかの判断には、法律、建築や土木に関するある程度以上の知識が必要です。
また、リフォームでは、自分で工事ができるか、安い業者さんを知っていることが必要です。
また、リフォームでは、自分で工事ができるか、安い業者さんを知っていることが必要です。
ボロアパート投資で重要なのは、格安で取得したボロアパートを少ない費用で家賃が取れるようにすることです。
不動産投資の経験や自己資金以上に法律、建築や土木に関する一定以上の知識や経験が必要になります。
ボロアパート投資は不動産投資初心者でもできる不動産投資ですが、ある程度以上の知識や経験は欠かせません。
少なくともリフォーム費用と期間を見積もれるくらいの知識や経験がないと厳しいかもしれません。
少なくともリフォーム費用と期間を見積もれるくらいの知識や経験がないと厳しいかもしれません。