東日本大震災復興支援市民活動ネットワーク宮城(代表:阿部 寛行)

※H27年4月を持ちまして本活動は(社)Kotネットワーク本吉に引継ぎました。本ブログは4年間の活動の記録です。

三陸減災教育旅行 2日目 気仙沼市本吉町小泉地区 語り部ガイド

2015年09月18日 | ボランティア活動報告
三陸減災教育旅行
二日目

気仙沼市本吉町小泉地区
語り部ガイド

一ヶ所目
津波記憶石
小泉地区にて
シンボリックな場所として今や震災遺構と言われている被災構築物
この居場所は永久に地区の風化させてはいけない
《津波の教え》
何百年、何千年と伝承して往かねばならない石碑
慰霊碑ではなく
津波記憶石を選択した小泉地区
この小泉地区の覚悟をここに訪れた全ての人に知って伝えて貰いたい
何故なら
二度と同じ悲劇を繰り返さない為に、
二度と同じ悲劇を聞きたくも、
見たくもない己であるが故に、
命あるかぎり伝承し続ける伝え人を果す所存である。

































(阿部寛行一般社団法人KOTネットワーク本吉代表facebook2015年9月15日)

三陸減災教育旅行1日目 南三陸町志津川地区 旧志津川町

2015年09月17日 | ボランティア活動報告
三陸減災教育旅行1日目
南三陸町志津川地区 旧志津川町

ここに、
消防署、合同庁舎が建っていた場所
伝えなければただの空き地、前から商店街があった訳ではない
という真実を誰かが伝えなければ初めて来た人は判らないで、今見た景色だけを捉えて違う話になるのは残念すぎることを、少しでも伝えて行かなければならない。
本日の東日本大震災伝え人語り部ガイド
南三陸ホテル観洋 
伊藤俊さん
全てを網羅している伝え人
流石です。

(阿部寛行さん一般社団法人KOTネットワーク本吉代表facebookより)

























一般社団法人KOTネットワーク本吉とNPO法人魅惑的倶楽部(エキゾチッククラブ)連携共働事業報告

2015年08月27日 | ボランティア活動報告
一般社団法人KOTネットワーク本吉とNPO法人魅惑的倶楽部(エキゾチッククラブ)連携共働事業報告

【浜松餃子の絆志縁/浜松市東部中学校・舞阪中学校減災スタディ交流ツアー】
《KOTネットワーク本吉とのつながり》










今回の減災スタディーツアーは3年目になります。
減災スタディー交流ツアーの前日夜遅くに小泉地区に到着されました。(車での移動本当におつかれさまでした。)
中学生がホテル観洋に到着する前に、小泉地区の皆さんに浜松餃子を振る舞うためです。この志縁は昨年から開始されました。継続する力が如何に大切か…浜松餃子を振る舞う、そしてツアーをサポートする…。
この浜松餃子おいしいんだよね…去年もいただいて…と小泉公民館に来られたお母さんが話してくださいました。みなさん笑顔で、おいしいねと食べていらっしゃる姿が印象的でした。

減災スタディー交流ツアーは東日本大震災の年、東日本大震災復興志縁市民活動ネットワーク宮城と繋がっていた浜松の1人の中学生の声から生まれたと長田さんは話してくださいました。
更には、同じ日時に東海大学の一人の学生が東日本大震災復興志縁市民活動ネットワーク宮城の依頼により、浜松での東日本大震災講演会を浜松市民協働センターと繋っていました。
その中学生と大学生から全て始まった…。長田さんは、生徒さんに大切なことをありのままの言葉で伝えてくださいました。ツアーへの原点回帰や東北復興への想い…。

心を周囲の人にしっかりと伝える姿、皆さんの朗らかな笑顔、エキゾチッククラブの皆さんは、本当に素敵な方々だなと感じます。長田さん、鈴木さん、今村さん、渡邉さん、また、学生スタッフとして渡部さん、石井さん、誠にありがとうございました。


KOTネットワーク本吉として、減災体験スタディツアーなど、浜松からの今までの志縁に対して、どうすれば恩を返すことができるか。東日本大震災で被災した現場に生きた教材があり、次の災害に備えるための学びを…出来る限り次世代を担う若者達に現場来て学んで頂きたい。

3年間、この活動を続けられているということは、決して簡単なことではないと思います。一つひとつのACTIONには、その陰に様々な準備、活動、努力をされていると思います。そしてオモイがカタチになっていく。カタチにするということを継続され、実現されるみなさんが偉大であると感じました。

おもいを実現されている魅惑的倶楽部、KOTネットワーク本吉のつながりは力強いものです。KOTネットワーク本吉は、常に受け入れ体制を磐石に整えています。現地で被災したにも関わらず、現地のコーディネーターをされる阿部さん。阿部さんには、復興のために活動される原点が常に心にあります。この心が原動力となり、阿部さんはどんなことがあっても乗り越えてこられました。今回のツアーも小泉と浜松のつなぎ役を努められました。阿部さんは影の立役者だったのではないでしょうか。

東北における東日本大震災復興志縁市民活動ネットワーク宮城から引き継がれたKOTネットワーク本吉。
浜松が継続して志縁している魅惑的倶楽部…どちらかが欠けたなら、ツアーはありませんでした。またツアーに関わったメンバーが一人でも欠けたなら、ツアーは成り立ちませんでした。今回、今年も様々な団体が協力し、次世代の中学生のためと、相互に支え合えた…ツアーを無事終えることができた…ありがたいことです。本当にありがとうございました。



























↑エキゾチッククラブの皆さんが会いたかった女子高生との再会。これからの未来を担う、希望溢れる中学生や高校生とのつながりを大切にされていらっしゃるなと感じました。

浜松市東部中学校・舞阪中学校減災スタディ交流ツアー3日目

2015年08月26日 | ボランティア活動報告
浜松市東部中学校・舞阪中学校減災スタディ交流ツアー3日目

【浄勝寺座禅体験】















鈴木住職が朝早くから準備をしていただき、中学生は座禅体験をさせていただきました。
25分の座禅を終えて鈴木住職が話してくださいました。この25分の時の流れの感じかたは人によって異なります。これまでの経験がそれぞれ異なるからです。日々の忙しい日常の中で、心が疲れてしまうことがあります。そんな時は座禅で心を整えてみてください。座禅はいつでもどこでもできます。今回の座禅がきっかけとなればと話してくださいました。


【解散式】












浜松市東部中学校・舞阪中学校減災スタディ交流ツアー2日目《午後》

2015年08月24日 | ボランティア活動報告
浜松市東部中学校・舞阪中学校減災スタディ交流ツアー2日目《午後》


【キズナ交流プログラム②《中学生交流》】



















































東部中、舞阪中、小泉中が交流するプログラムです。東部中、浜松中の生徒さんは、小泉中の生徒さんの花道に迎えられました。
まずは、小泉中学校今野先生のお話がありました。それから、それぞれの学校の生徒さんが、自分の学校について紹介をしてくださいました。自主性を持った生徒さんが多く素晴らしいなと感じました。
その後、6つのグループに分かれ、人間知恵の輪という遊びをしてから、各グループで自己紹介やお話をしました。
最後に、東部中須山校長からのお話がありました。
帰りは東部中、舞阪中の生徒がバスに乗るまでの道で、小泉中の生徒がハイタッチで送ってくれました。時間としては一瞬だったかもしれません。しかし、この瞬間に共に過ごした事実は消えません。生徒さんは、今そして未来の希望だなと感じました。


【道の駅大谷海岸】





ご家族や、友達へのおみやげなど、たくさんのおみやげを買っていました。先生方もたくさん買われていました。高く積み上げられたおみやげが、皆が買った後には低くなっていました。

【地福寺減災講話】













片山ご住職のご講話をききました。杉の下地区のことを伝えてくださいました。みんな真剣に、片山住職のお話に耳と心を傾けていました。
歩いている時、すぐそばを土をのせたダンプカーが何度も通り過ぎていきました。
その後。地福寺で、震災当時の津波の映像を見ました。


【モーランド本吉】



浜松市にとってプラタナスの木は重要な意味を持っています。モーランド本吉には浜松から贈られたプラタナスが植樹されています。





















































その後、BBQスタート。
千葉一郎さんによるクイズ大会や、先生、保護者の方による景品をかけたジャンケン大会は、白熱していました。
最後に中学生代表の女子生徒さん2名が話しをしてくださいました。このスタディツアーへの感謝の心を述べられていました。心からの感謝を伝えられる生徒さん、本当に素晴らしいなと感じました。