今日のキッチンはいつもと違いました。それは・・・
火を使うことができないので、ホットプレートを使用して焼き肉をやった!ということ。
ホットプレートを3台使用し、女川原発体育館入りをしました。
体育館内の入り口付近でキッチンを実施!
被災者の方は、5月いっぱいで別の二次避難所に移動する方が結構いるとのことで、人数が大幅に減るとのこと。
焼き肉を食べているご夫婦と話をしたのですが、日ごろは、お弁当を食べているが、火を使うことができないので、温かい物を食べていない、そして、お肉は1カ月ぶりと話されていました。温かいお肉がおいしい!と喜んでくれたお父さん・・・「写真を撮らせて」とお願いをし1枚パチリ!そして、お母さんともう1枚パチリ!!と撮らせていただいた後に、お父さんからの一言・・・「写真そんなに撮ってどうするの?」
写真は、団体活動報告でHPに載せるために、撮っているんですよ!と答えると、お父さんは「家を流されたから、俺はみれないんだよな・・・」「俺の家、ここに来る途中の海に浮かんでいる家だよ・・・」と。この一言に、返す言葉がありませんでした。
でも、最後のお父さんが、「お金が入ったら、パソコン買ってHPみるよ!」「今日はおいしかったよ!!」と言い、お母さんと一緒に体育館内も戻られました。
この言葉には、お父さんの優しさが詰まっていて、今日は来てよかったな・・・おいしいと言って食べてくれたことにホッとさせてもらいました。
避難所の状況により、キッチンメニューは同じでも、それをどう実現していくのか・・・ということ、活動方法を変えなければならないということを知った日でした。
この日は、子どもが1人しかいなく、子ども広場は、伊達っ子がつきっきりで遊んでいました。
まな