人はリアルな世界に生きている。
どこまでも現実の中を生きている。
しかし、全ての現実を直視できるのはよほどの強い人間で、
多くの人は現実と自分の間に何らかのクッションを必要とする。
それが宗教である。
ここで言う「宗教」は、「仏教」や「キリスト教」や「イスラム教」だけを指すわけではない。
もっと広い意味での夢のことである。
最近私は失恋した。
そのときDJあおいさんのブログを見て自分を慰めた。
そのとき私は「DJあおい教」に入っていた。
ワールドカップを見て熱狂する。
別に日本代表に知人がいるわけでもないのに。
これが、「ワールドカップ教」であり「日本代表教」である。
現実の中和剤が宗教である。
だとしたら、私達は、日々どれだけの宗教にコミットしているのだろう。
やはり宗教こそが、あらゆるものに勝る産業なのかもしれない。
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