手アイロン

　家電製品の中で、やっぱりすごいと思うのが洗濯機です。引っ越しのたびに、段ボールの箱はそのまま放置しても、洗濯機はまわさないと、すぐに汚れた衣類がたまっていくからです。もしも昔のように川で洗濯などしていたら、一日かかってしまう、そのくらいの量です。洗濯機は時間短縮にものすっごく貢献しているなあと思います。現在使用のメーカーは、日立のビートウォッシュで、使用して１０年目になります。当時は、型が古かったので少し安くしてもらい、５万円で購入。こんなに長く使用できるのは稀だと思います。洗濯機と冷蔵庫が壊れそうなので、家電量販店へ行き、値段をチェックしていましたが、１年前にくらべて冷蔵庫はだいぶ今安くなったと思います。普通サイズで１５万くらい。そして、省エネがついていないと、電気代が高くなってしまうようなので、そろそろ買い替えかなあと思いました。製氷機も壊れていて夏はきつそうです。家電を考える時に、いつも思い出すのが「手アイロン」です。転勤族でしたが、子供の幼稚園入園をきっかけに友達を作ることができました。長年その地域に住むNさん（お母さん友達）は、とても世話好きで、圧力鍋やミキサーを貸してくれたり、夏には子供たちにかき氷を作ったり、親子共々世話になりました。そしてある日、おたよりの紙を見ると、幼稚園発表会で借りて着た衣装を、家庭で洗濯しアイロンをかけて返却という内容になっていました。すると夕方それを見たお母さんから電話がかかってきて、「アイロン貸してー！」と言われました。「アイロンは今までどうしてたの？え、ないの？」と聞くと、ずっと手でかけてたとの事です。洗濯物を干す前に手で整えて干すだけだったそうです。なるほどー！と感心しました。幼稚園に返すとなると折り目は必要だから、家電のアイロンは一生に１回だけしか必要ない！ということになります。手アイロン最強です！