子供さん向けの「スクラッチプログラミング」で、
「アンケート調査の因子分析」を試みました。
アルコール(お酒、ワイン、ビール、ウイスキー)の
嗜好調査(10人)結果を解析します。
スクラッチプログラミングで実行すると、このようになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/31/5af0b55e1e15e490289b2962e7c102f3.jpg)
それぞれの人(黄色○)が、どのアルコールが好きかを
アルコールボタンに向かって進んだ度合いで表します。
複数のアルコールが好きなら
それぞれの「アルコールボタン」の間に、黄色○が入ります。
*ビールを他と一緒に飲む人が数多く、
*ビールだけの人も多い、
*ワインだけを飲む人は少ない。
このように、「好みの分布が一つのグラフで分かります。」
解析データは、「因子分析入門」(秀和システム)5章より
引用しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/3f/05dc2e66465c3b5631a6883bbf785f57.jpg)
1:嗜好あり なし:嗜好なし です。
この統計学の入門書(恋する統計学:因子分析入門)で、
因子分析すると、次のような解析ができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/4d/1d88313070ddbef6ba20ecd0f4b4b842.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/91/652ee3765c5a8fc56e78a17ad2f35f60.jpg)
グラフの表示では、縦、横の2軸なので
お酒、ワイン、ビール、ウイスキーの4変数(軸)を
同時に表示はできないので、
それぞれを分離して見やすいい表示にするための、工夫処理です。
*第1軸(横)は:ワイン、ウイスキーがプラス、日本酒、ビールがマイナスで
洋酒の傾向を表している:と考えます。
*第2軸(縦)は、日本酒、ウイスキーがプラス、ワイン、ビールがマイナスで
アルコール度の強さを表している:と考えます。
このグラフ軸で、それぞれの人の嗜好をプロットします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/c3/00209dca33f6059684535f1e01503d18.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/56/9e419e3b3f55453bb29fa5114d000535.png)
こちらの解析も、ビール中心にお酒、ウイスキーなどを
一緒に飲むような嗜好が高いことが分かります。
スクラッチプログラムでは、簡単なスクリプトで
同様な分布を調べられます。
さらに、アルコール(お酒、ワイン、ビール、ウイスキー)の
ターゲットを自由に配置できますから、
それぞれのアルコール種を任意の位置に配置して
それぞれの嗜好の関係も確認できます。
次にスクラッチ・スクリプトを示します。
最初に、嗜好アンケートデータを入力します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/3f/e98b31aee0ea119f688c968ec57a5b64.jpg)
4種のアルコールについて、好き・嫌いを入力します。
入力データは、「おさけ」、「ワイン」、「ビール」、「ウイスキー」
4つのデータリストを作成して、順次データを入れていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/8c/eb05505585d96e40eaff9ec1590a8922.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/2b/0d77c2d945bce8c0d22517b640c87cff.jpg)
次に10人分の黄色ボール、4つのアルコール種ボタンを用意します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/64/86da02f95301c9c4f22c74bd6e057d72.jpg)
アルコール種ボタンは、実行画面上の好きな場所にドラッグします。
嗜好条件で移動する黄色ボタンがうまく広がるように
配置するのがコツです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/cf/96fddc25ffab29f60383e02e00cad468.jpg)
黄色ボールは、リストに書き込まれた
嗜好アンケートデータに従って
好きなアルコールボタンに向かって進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/c5/9272a20fcd7b386d91d06d32e70e7136.jpg)
黄色ボールは、実行画面の中心から移動スタートします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/a9/480a4739c7fede6a173cd93be424a1b7.jpg)
スマホ操作で、嗜好データを入力しにくいですが
PCやタブレットなら、やりやすいかも知れません。
一度入力したデータリストは、ポインター置いて
右クリックすると、「かきだし」メニューから
テキストファイルで保存もできます。
またあらかじめ入力したデータ(テキスト、CSVなど)を
「よみこみ」メニューで、利用できます。
Webのスクラッチサイトに、プログラムスクリプトがあります。
https://scratch.mit.edu/projects/473284024
WebのGoogleサイトに、プログラムの実行動画があります。
https://drive.google.com/file/d/15pWoji4CDQOsfmJXdX3dEzATRiM9jdpy/view?usp=sharing
「アンケート調査の因子分析」を試みました。
アルコール(お酒、ワイン、ビール、ウイスキー)の
嗜好調査(10人)結果を解析します。
スクラッチプログラミングで実行すると、このようになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/31/5af0b55e1e15e490289b2962e7c102f3.jpg)
それぞれの人(黄色○)が、どのアルコールが好きかを
アルコールボタンに向かって進んだ度合いで表します。
複数のアルコールが好きなら
それぞれの「アルコールボタン」の間に、黄色○が入ります。
*ビールを他と一緒に飲む人が数多く、
*ビールだけの人も多い、
*ワインだけを飲む人は少ない。
このように、「好みの分布が一つのグラフで分かります。」
解析データは、「因子分析入門」(秀和システム)5章より
引用しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/3f/05dc2e66465c3b5631a6883bbf785f57.jpg)
1:嗜好あり なし:嗜好なし です。
この統計学の入門書(恋する統計学:因子分析入門)で、
因子分析すると、次のような解析ができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/4d/1d88313070ddbef6ba20ecd0f4b4b842.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/91/652ee3765c5a8fc56e78a17ad2f35f60.jpg)
グラフの表示では、縦、横の2軸なので
お酒、ワイン、ビール、ウイスキーの4変数(軸)を
同時に表示はできないので、
それぞれを分離して見やすいい表示にするための、工夫処理です。
*第1軸(横)は:ワイン、ウイスキーがプラス、日本酒、ビールがマイナスで
洋酒の傾向を表している:と考えます。
*第2軸(縦)は、日本酒、ウイスキーがプラス、ワイン、ビールがマイナスで
アルコール度の強さを表している:と考えます。
このグラフ軸で、それぞれの人の嗜好をプロットします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/c3/00209dca33f6059684535f1e01503d18.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/56/9e419e3b3f55453bb29fa5114d000535.png)
こちらの解析も、ビール中心にお酒、ウイスキーなどを
一緒に飲むような嗜好が高いことが分かります。
スクラッチプログラムでは、簡単なスクリプトで
同様な分布を調べられます。
さらに、アルコール(お酒、ワイン、ビール、ウイスキー)の
ターゲットを自由に配置できますから、
それぞれのアルコール種を任意の位置に配置して
それぞれの嗜好の関係も確認できます。
次にスクラッチ・スクリプトを示します。
最初に、嗜好アンケートデータを入力します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/3f/e98b31aee0ea119f688c968ec57a5b64.jpg)
4種のアルコールについて、好き・嫌いを入力します。
入力データは、「おさけ」、「ワイン」、「ビール」、「ウイスキー」
4つのデータリストを作成して、順次データを入れていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/8c/eb05505585d96e40eaff9ec1590a8922.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/2b/0d77c2d945bce8c0d22517b640c87cff.jpg)
次に10人分の黄色ボール、4つのアルコール種ボタンを用意します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/64/86da02f95301c9c4f22c74bd6e057d72.jpg)
アルコール種ボタンは、実行画面上の好きな場所にドラッグします。
嗜好条件で移動する黄色ボタンがうまく広がるように
配置するのがコツです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/cf/96fddc25ffab29f60383e02e00cad468.jpg)
黄色ボールは、リストに書き込まれた
嗜好アンケートデータに従って
好きなアルコールボタンに向かって進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/c5/9272a20fcd7b386d91d06d32e70e7136.jpg)
黄色ボールは、実行画面の中心から移動スタートします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/a9/480a4739c7fede6a173cd93be424a1b7.jpg)
スマホ操作で、嗜好データを入力しにくいですが
PCやタブレットなら、やりやすいかも知れません。
一度入力したデータリストは、ポインター置いて
右クリックすると、「かきだし」メニューから
テキストファイルで保存もできます。
またあらかじめ入力したデータ(テキスト、CSVなど)を
「よみこみ」メニューで、利用できます。
Webのスクラッチサイトに、プログラムスクリプトがあります。
https://scratch.mit.edu/projects/473284024
WebのGoogleサイトに、プログラムの実行動画があります。
https://drive.google.com/file/d/15pWoji4CDQOsfmJXdX3dEzATRiM9jdpy/view?usp=sharing
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