・枝の分岐角(交差角と呼びます)で分類、スクラッチプログラミングで形を描いてみます。
・交差角を20度から70度まで変化させて、枝の分岐深さを10までにしています。
- 交差角度が小さく、上に伸びるものは、高い木に、なりやすいようです。(ケヤキなど)
交差角30度くらいが、太陽光を受ける面積、空間も広がり、高木に成長しやすい?
- 交差角度が大きく、広がるものは、中、低木に、なりやすいようです。(さくら、つばきなど)
交差角40度くらいが、長い時間太陽光を受ける面積が広がり、成長しやすい?
- 交差角が20度より小さいと、太陽光を受ける枝が広がらず、
交差角が50度より大きいと、枝分岐で、下に向かって枝が伸びてしまう。
交差角が30度くらいから40度くらいの間で、
成長の早い樹は、高木になり、日陰でも成長できる樹は、中木、低木で残っていくようです。
スクラッチプログラムのコードは、次のようです。
枝分岐の深さ、交差角を、数値を変えて、作図します。
次の枝分岐の際、枝長さは、0.5~0.7倍になるように、乱数を使います。
スクラッチプログラムで作図した画像の長さ(画素)を測って
交差角を変えた樹の、高さ(H)と幅(W):枝張を、計測しました。
交差角との関係を調べると
高い場所で、日照を受けやすい(受光空間が大きい)ものは、交差角が30度付近であり
低い高さでも、日照を受けやすい(受光面積が大きい)ものは、交差角40-50付近でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます