子供さん向けの「スクラッチプログラミング」で、音符を見ながらの演奏と
演奏したキーを記録して、自動演奏をすることを目指します。
実行画面は、次のようになっています。
黄色のボタン(ド~高いド)は、1拍の長いピアノ音を鳴らします。
緑色のボタン(ド~高いド)は、0.5拍の短いピアノ音を鳴らします。
1~8は、数字音符を表しています。私のような初心者では、こちらが分かりやすい。
ボタンを押しながらの演奏は、何度も練習しないとうまく出来ませんが、演奏ボタンは、
入力キーでもあり、おんかい(60~71)リストとながさ(0.拍5と1拍)リストに、
順次、入力データが、記録されます。
「おんかい」と「ながさ」リストに入力されたデータは、保存できます。
リストセルの端を、「右クリック」すると、「よみこみ」と「かきだし」のメニューが
表示されます。「かきだし」をクリックすると、セルのデータを「名前を付けて」、
「指定の場所に」保存できます。(例えば:**うたのおんかい、**うたのながさ、など)
もう一度ゆっくり聞きたいときは、「再演奏」のストライプをクリックします。
演奏ボタンで途切れ途切れに演奏したものが、滑らかに再生されます。
「再演奏ボタン」のスクリプトを変えれば、演奏回数、演奏楽器を変更できます。
「音符演奏」ボタンは、「演奏音階」リストに、さきほどの「おんかいデータ」を
読み込み、「演奏リズム」リストに、「ながさデータ」を読み込みます。
実行画面では、「どんぐりころころ」の歌が入っていますが、音符ボタンを押して、
楽譜データを入力して、リストデータを「かきだし」して、保存することで、
「音符演奏」のレパートリーが増えていきます。
「休止ボタン」は、クリックすると、1拍分の休止データが入ります。
演奏ボタンのスクリプトの説明です。それぞれのボタンに付いています。
ド(低い)の音の音階は60です。
ながさ2は、長い方のリズム1拍分です。
(データは2ですが、演奏スクリプトで1拍に変換します。)
ボタンがタップされたとき、楽器ピアノのドの音を、1拍鳴らします。
もし演奏途中で、やり直したいときは、「delete」ボタンを押します。
「おんかい」「ながさ」に入力された(演奏した)データは、消去されます。
「再演奏」ボタンのスクリプトは、次のようになっています。
最初は「電子ピアノ」楽器で、入力した「おんかい」「ながさ」のリストの
データにしたがって、音を鳴らします。次に「木簡フルート」楽器で演奏します。
演奏する回数、演奏楽器などは、変更できます。
「音符演奏」ボタンのスクリプトは、次のようになっています。
楽器演奏のアルゴリズムは、「再演奏」と同じです。
最初に「演奏音符」と「演奏リズム」のリストボタンを「右クリック」して、
「よみこみ」メニューから、あらかじめ用意しておいた、「おんかい」と「ながさ」の
データ(テキスト、CSV)を、読み込ませて下さい。
読み込むと、リストボタンの下に読み込んだデータ数が表示されます。
(曲に入った音符の数)
上の「どんぐりころころの歌」では、音符数は54なので、繰り返し回数を「54」に
しています。読み込む曲の音符数に合わせて、変更してください。
音符数より少ないと、曲の途中で、演奏がストップ、スキップします。
変数で設定するのは、「いまここ」(リストのデータを順番に読んでいく変数)
リストの「おんかい」「ながさ」「演奏音符」「演奏リズム」です。
「スクラッチプログラミングのサイト」にプログラムがあります。
次のURLサイトに入って、動かすことができます。
できればPCか10インチくらいのタブレットが見やすいです。
https://scratch.mit.edu/projects/398296194
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