4月5日(水)、中級登山学校の座学3・アルパイン基礎③の講座が行われました。
本日の講師は、救助隊・隊長の西村コーチ、
そして同じく救助隊隊員で中級登山学校の運営も担う
宮本アシスタントコーチ(以下、宮本AC)。
講座の内容は、懸垂技術です。
『懸垂下降は、ミスが絶対に許されない技術』
『ちょっとしたミスが重大事故につながります』
宮本ACよりこの前置きが話された後、労山事務所内で懸垂下降のシュミレーションが行われました。
スタッフによるシュミレーションの実演の後は、生徒さんによる模擬練習。
皆さん、真剣です。
積極的に質問したり、熱心にメモを取る姿が見られました。
最後に、宮本ACより、クライミングでの事故のうち
懸垂下降による事故は25パーセントを占めるというデータがある、
という話がありました。
つまり、4件に1件は懸垂下降による事故だということになりますよね。
私もそうだったのですが、「スピードが安全」という話もされるため、最初はとにかく焦ります。
でも、まずは、宮本ACが言っていた通り、「1つずつ」「確実に」「丁寧に」
それができるようになったら、次はスピードを上げるようにしていきましょう~。
さて、いよいよ今週末、初回の実技1、2が開催されます。
いざ実践の場へ。みんなでがんばりましょう!