2月18日から20日に行われたスキー指導者検定会(鳥取県 だいせんホワイトリゾート)に行ってきました。
ただし、自分が受検するために行ったわけではありません。
広島県のスキー指導者会では、代々『指導者に合格すると翌年度の受検生のサポートをする』という素晴らしい伝統があります。
自分は昨年度指導者に合格し、今年度の受検生のサポートをするため、サポート副隊長の任を受け大山へ行ってきたのです。
サポートの任務は、理論勉強や技術的なアドバイスはもちろんのこと、検定当日の宿の手配や受検生の交通手段の手配などのいろいろです。
検定当日は、サポート隊はそれぞれの配置に分かれます。
・スタート係 (実技についてのアドバイス等)
・ゴール係 (実技が終わった受検生から検定バーンのコンディション等を聞きトランシーバーで
スタート係へ伝え後続の受検生へアドバイス、飲み物や補給食の提供等)
・コース係 (検定の途中のコース整備等)
万全の態勢で検定に臨みます。
受検するには多大な時間と体力とお金を必要とするため、サポート隊も受検生の負担を減らし、全員が一発合格できるよう所属スクールやクラブの枠を越えて一生懸命サポートします。もちろんすべてボランティアです。
一昨年、自分が受検している時、オソラの先輩がみんなの前で「自分は合格するまで3年サポートしてもらったから、3年はサポートに行く。」と宣言され、大変誇りに思いました。
この言葉は他のスクールでも語り継がれており、事実今年も前年度合格者以外の人がサポートに多く駆けつけてくれました(感謝)
全員一丸となってサポートしたつもりですが、残念ながら今年は広島県から6名受検し、4名合格という結果でした。
(オソラは1名受検、見事合格)
自分が昨年指導者に合格できたのは、諸先輩の多大なるご指導と検定サポートのおかげと大変感謝しています。
(先輩に受けた恩は、後輩に返すしかないのです)
人間関係の希薄さが叫ばれるこのご時世ですが、スキー界のこの熱く、固いキズナ(絆)が自分は大好きです。(少しクサい?)
今年のサポート隊長は「自分が大変だったので来年は副隊長として残り、またサポートに行く。」と公言されました。
(僕のサポートが足りなかったせい?すみません)
自分も来年、兵庫県 奥神鍋スキー場で開催される予定の指導者検定会にサポートに行くつもりです。
目指せ広島県指導者受検生全員合格!
by YAN!
受検者を勝手に代表してお礼を申し上げます。
初めて正指導員検定を受検した時、噂には聞いていましたが・・・
受検者より多いサポート隊に「何の騒ぎなんだ?」と思いました。
しかし、全く面識のなかった私を「広島県からの受検者」という一点で、暖かく迎え入れ、我が事のように気に掛けて頂き、物心共にサポートして頂きました。
『仲間』として扱って頂けたのでしょう。
検定を通して、受検者同士の横の仲間ができました。
サポート隊の皆様との縦の仲間ができました。
広島県チームという、大きな大きな仲間ができました。
検定を終た今、仲間への感謝の気持ちで一杯であります。
広島県チームにはユニフォームや、選抜はありませんが、団結力は西日本で一番です!
自分がなりたいと思えば、暖かく迎えてくれる。
そんな広島県チームを誇りに思います。
そして、この気持ちを多くの方に感じて頂けるように、スキーの普及と発展に努めていきたいと思います。
ありがとうございました。
そして、正指合格おめでとうございます
全ては、ご自分の努力の賜物と思います。
来年は後輩のためにサポート頑張りましょう。
僕も検定を通して、知り合いが増えたことが
一番の財産だと思ってるんですよ