今回のバッジテストの検定バーンは、最高のコンディションで行うことができました。
主な評価の着眼点は、自分の重さをしっかりと外脚に乗せて滑っているかというところです。
1級・2級ともに上体を内倒させターンをされる方や、上体を振り込み(ローテーション)ターンをされた方が多かったように思います。この場合、内脚に重さが乗りやすいので、外スキーが不安定な滑りとなっていました。
また、1級の横滑りでは、上体と腰をしっかりフォールライン方向に向け横滑りするのがポイントですが、腰がスキーと一緒に回り、上体と腰がフォールライン方向に向いていないため、スキーが斜め下方向に落ちずに斜滑降に近い滑りになっている方が目立ちました。
今シーズンはまだまだ雪がありそうですし、2月23日(日曜日)に今シーズン最後のバッチテストもあります。合格に向けて、スキーの基本である外脚荷重を中心に練習されてはいかがでしょうか。
主任検定員 高木