こんにちは!
先日、予防接種を受ける時に、差し出した左手が看護士さんの◎(ご想像にお任せします)に当たりそうになって、ニヤッてなった所を見られてしまった店長です(^_^;)
いや…
触ってないですよ!
笑っただけですから、誤解しないように!!
昨日、某セミナーの先生からびっくりする事を言われました。
…それは
キャベツ手切りってスゴイやん!!
これ、全部手切りです。
スゴイのかな???
そうなのかな?????
もう15年以上もなるので、スゴイよりも、普通になってるんです。
いやー
思い返せば…
オープン当初、キャベツは機械で切ってたんです。
でも、他店のお好み焼きを食べて、うちのお好み焼きより、数倍旨い!!
っていうお店があって、結構ショックだったのを覚えてます。
そこのお好み焼きは、中はふっくら、広島焼きも適度な触感があり、お好み焼き屋さんをしながら、通ってたのを思い出します。
そこで、こんなに味の差が出る理由がわからなく、某ソース会社に相談したら、キャベツの切り方にコツがあり、その切り方を守らないと水分がたくさん出てきて美味しくないお好み焼きができるという事を教わりました。
美味しいお好み焼きの作り方…
ズバリ
キャベツの切り方で全てが決まる
そういっても間違い無いといってもいい。
その切り方は…
①4つに切ります
②1/4を葉の部分と、芯の部分の2つに分けるんです
③繊維に対して垂直に(ここがムズイ)、芯の方から千切りに(手を切らないように)…
→この時、表面から見ると垂直でも、実は…3枚4枚めくると平行の場合もあるので気をつけてください
やっていただけたらわかると思いますが、キャベツをコロコロと転がしながら切ります。
最初はなかなかうまくできず、そのコロコロ作戦を習得するのに数か月かかったのを思い出します。
ちなみに、キャベツの品種によって切り方は変わります。
1つ1つの品種には、個性があるんです。
切り方を間違えると、苦みやえぐみを出してくれます。
おたふく蔵のキャベツは、群馬県の高原キャベツ、徳島県産の徳島キャベツ、香川県産のばりうまキャベツの3つの品種しか使っていないので、3種類の切り方があります。
ちなみに、よく見ると、どこのキャベツなのかもわかります。
食べる時に…
1つ1つが幅太いキャベツ
→これは、群馬県のキャベツです
水分が多くて、甘味が強く、溶けてしまうのが特徴です
1つ1つが幅細いキャベツ
→これは、徳島県産のキャベツか、香川県産のキャベツです
徳島県産のキャベツは、甘味が強く、触感がしっかりある特徴があります
香川県産のキャベツは、甘味はあまりないものの、水分の保水力があり、食感がしっかりあります。
このように美味しいお好み焼きを作るには、キャベツの種類によって色々と切り方を変えないといけない状態なので、機械を使って切るのをやめて、手切りに変更しました。
当初50万の機械を廃棄するのは胸が苦しかったですが、
手切りにすることで、多くのお客様が美味しいと言ってくれているようになったので、店長自身も嬉しい限りです。