福島応援プロジェクト茨城

福島の子ども達の保養のために!原発をなくすために!避難者を支えるために!

茨城の夏ゆっくらキャンプ~2015年報告です。

2015年08月15日 | 保養
2015年8月2日。元気に到着した12人をともいきの郷に迎えて、キャンプ開始。この可愛い旗は片平さんが作ってくださいました。

まずお互いの自己紹介とキャンプ中の生活の注意点について説明をしました。毎日新聞社が取材に来てくださって、翌3日の朝刊に記事を掲載してくださいました。
郷のお風呂が狭いので、まず汗を流してもらおうと車を連ねて、阿の山中腹にある「いやしの里」の露天風呂にいきました。夕ご飯は鶏のグリルとスープ、生野菜。
2回目の参加は3人の兄弟だけですから、9名は初めての経験です。緊張や興奮もあって夜中1時ごろまで寝付けない子もいて、大変でした。

8月3日 2日目。午後「ものづくり工房ヘパイストス」の協力で工作教室。


バーベキューパーティでは、この度たくさんの寄付をしてくださった桜霞ライオンズクラブから平田さん他4名の方が来てくださってお手伝いをしてくださいました。


食後には、去年も来てくださったソプラノ君が美声を聞かせてくださいました。


8月4日3日目。小張の夫の車もだしてもらい、車を連ねて、筑波山中腹のベゴニアガーデンまで行き散策しました。ここには羊さんがいっぱいいて、脇を流れる沢に沢ガニがいます。沢ガニ獲り名人の小張夫が石を動かしてみつける方法を教えて、しばし夢中に。

筑波山の麓まで戻って、神郡(かんごうり)にある障害者の施設「自然生クラブ・田井ミュージアム」に行きました。

ここの皆さんは有機農の作業をしたり、絵を描いたり、太鼓や舞踊をしたり、とても生き生きと生活しています。アトリエを見学し、ミュージアムでダビデ王を題材にした新作を披露していただき、鑑賞。

その後、太鼓や様々な楽器で一緒に演奏しました。



お昼ご飯は自然生のカフェで、皆さんが作って収穫した野菜や小麦粉で作って頂いた、さまざまな種類のピザとパスタを、これ以上食べられないというまでお腹いっぱいいただきました。
自然生の代表の柳瀬さんが汗みずくになって作ってくださったのです。
午後は花畑公園の屋外プールに行きました。

小森谷さんのグループがお子さんたちと一緒に3人で待っていてくださり、大学生の2人のお兄さんと水戸から来てくださった荻さんと2人の大人が、皆さんで事故のないように見守りながら、一緒に遊んでくださいました。たっぷり遊んで夕ご飯はお肉の生姜焼き。
体を動かしたので、さすがに疲れたらしく、夜はぐっすり寝てくれました。

8月5日4日目。午前中は土浦市小野の小町の館体験館でそば打ち体験。

常総市から桜井さんと吉田さんが自分の道具も運んで来てくださって、指導してくださり、 7つのグループに分かれてそば打ちに挑戦。長田と小張は小松崎さんに手伝ってもらいながら天ぷら作り。自分たちで作ったおそばを思いきり食べて、大満足の子供たち。

連日の猛暑にくたびれてきたので、山遊びはやめてともいきの郷に戻ってゆっくりすることに予定変更。また体力の余っている子供たちは庭のプールで元気に遊んでいます。

家の中でゲームをしたり、本を読んだりそれぞれ自由に過ごしました。 4時からは隣の石岡市で有機農業をしている佐藤由里さんが「手当法」のワークショップを開いてくださり、頭蓋仙骨手当を学びました。

終了後はジャンべを演奏していただいて楽しく踊りました。

夕食は子どもの大好きなカレーライス。

8月6日5日目。今日は広島に原爆が落ちた日。平和の鐘一振り運動に子どもたちと参加しました。 子どもたちはなかなか言うことを聞いてくれず騒がしいので、ついつい大きな声で叱責しなければならない場面も多々ありましたが、 そんな中でも、薦めたわけでもないのに、本箱の「はだしのゲン」や、童話屋編集部からでている、「日本国憲法」を熱心に読んでいる子も多かったのです。

朝食の時、長田先生が「今日は70年前広島に原爆が落とされた日です。多くの人々、多くの子どもたちが命を奪われた日です。平和を願い、亡くなった人々の魂を慰めるために鐘を衝きに行きます。みんな参加してくれるかな?」と話すと、全員が手を挙げてくれました。つくば市栗原の北斗寺に向かい、地元の参加者も含めてみんなで一振りずつ鐘を衝きました。合計27人。


郷に戻るとほどなく、ウララフレンドハウスのみなさんが来てくださり、折り紙教室を開いてくださいました。


昼食は長田先生の念願だったそうめん流し。菊地さんがつくば市のNPO「華の木」の棟梁さんから 借りてくださった竹製のそうめん流しセットを連ねてワクワクのイベントになりました。


午後は子供たちはプールに入ったり、本を読んだりカードをしたりとそれぞれに自由に過ごしました。


夕食には守谷市から来てくださった丸町さんのグループが、買い物からすっかり引き受けてくださって、煮込みハンバーグの豪華な夕食が出来上がりました。
夕食後には金子さんがオカリナを演奏してくださって、楽しく歌を歌いました。

8月7日6日目。 今日は午前中ハイキング。
午後は荷物の整理などをして、お別れ会のちらし寿司とスイカのフルーツポンチの夕食後に花火とキャンプファイヤーで盛り上がりました。




8月8日はとうとう最終日。 9時に出発して福島に向かいました。

いつもはバスの中で、 1人ずつ感想を述べてもらったりしたのですが、小張のパワーが今一歩足りなくて、トイレ休憩以外どこにも買い物にも立ち寄らず福島駅にまっしぐらと向かいました。
保護者の方にお子さんたちをお渡しして、ほっと肩の荷がおりました。
詳しい報告はまたいずれいつかするにしても、取り急ぎ簡単なレポートでございます。

8月14日(金)のつぶやき

2015年08月15日 | 保養

F1から高濃度放射性水蒸気の噴出が止まらない
冷静にデブリの状況を分析すれば止まるはずが無い事は判断できる。自然収束などあり得ない。
よって、最低でも11月~12月にかけて首都圏を含めた約4000万人に避難勧告が出されるpic.twitter.com/fqrbu1PjsD
急病人
渋谷

小張さえこさんがリツイート | 4 RT