福島応援プロジェクト茨城

福島の子ども達の保養のために!原発をなくすために!避難者を支えるために!

茨城の夏ゆっくらキャンプ報告2

2015年08月16日 | 保養
今度の茨城の夏ゆっくらキャンプは、かつて無く大勢の皆さんが協力してくださいました。

お子様連れで参加してくださったママさんたち6人を含めて、参加してくださった方たちは全部で60名以上おられました。


昨年同様全期間通じて協力してくださった片平さんは、前回と同じく福島へのバスでの送迎もご一緒してくださいまして、朝から夜中まで子どもたちに細かく心配りをしてくださいました。
片平さんは福島出身の元学校の先生で、現在学童保育の指導をされているベテランで、心強い味方です。


長田と小張の他に、大和和尚さん、京都から窪さん、滋賀県から山田さんが参加してくださり、4人が連続泊まり込みで協力してくださいました。計6人。



富岡町から水戸に避難している木田さんは、2泊して日帰りも含めて4日間協力していただき、芋煮や豪華フルーツポンチを作ってくださいました。
その上に、福島へ送るバスにもご一緒してくださり、木田さんの避難者証明書の提示のお陰で帰りの高速代金が無料になりました。ありがたい!



ひたちなか市や水戸市のリリウムの会からは荻さん、岩崎さん、塩谷さんの3人で1泊2日の協力。
田吹さん、茂木さん、吉葉さんは、大和さん、窪さん、山田さんたちと一緒に子供たちの見守りやプールの設置や片付け、テントの設営など力強い協力をしてくださいました。



差し入れや寄付をして下さった多くの皆さま、往復のバスを格安で出してくださった玉里観光さん、

電気工事をボランティアでしてくれた従兄弟の加藤勇さん、その他書き切れないくらいの皆様の善意によって支えられているのが、福島応援プロジェクトのゆっくらキャンプです。


女の子の1人は、5日目だったか6日目だったかに、「あと1ヶ月はここに居たい」と言ってくれて、 「あと半月も続いたら、私たちは倒れちゃうぞ」と内心思いながらも、とても嬉しい気持ちになり「そうか、うんうん」とニコニコしてしまいました。

便秘などでお腹の調子が悪い子や、風邪が治りきらないで参加した子など何人かいて
体調不良の子供が今までになく多くいましたが、休ませたり、私たちなりの手当てをしたりで回復し、お医者さんにかかることもなく元気で無事に福島に送り届けることができました。

終了後は、ボランティアの分まで含めるた21枚の敷き布団や枕を干したり、大量のカバーやタオルケット、敷布を洗濯し、
掃除をしたりで再び汗をかきました。

今後は、福島応援プロジェクトの方向性を、ご協力いただいた皆様と話し合っていきたいと思います。

お力添え、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

茨城の夏ゆっくらキャンプ~2015年報告です。

2015年08月15日 | 保養
2015年8月2日。元気に到着した12人をともいきの郷に迎えて、キャンプ開始。この可愛い旗は片平さんが作ってくださいました。

まずお互いの自己紹介とキャンプ中の生活の注意点について説明をしました。毎日新聞社が取材に来てくださって、翌3日の朝刊に記事を掲載してくださいました。
郷のお風呂が狭いので、まず汗を流してもらおうと車を連ねて、阿の山中腹にある「いやしの里」の露天風呂にいきました。夕ご飯は鶏のグリルとスープ、生野菜。
2回目の参加は3人の兄弟だけですから、9名は初めての経験です。緊張や興奮もあって夜中1時ごろまで寝付けない子もいて、大変でした。

8月3日 2日目。午後「ものづくり工房ヘパイストス」の協力で工作教室。


バーベキューパーティでは、この度たくさんの寄付をしてくださった桜霞ライオンズクラブから平田さん他4名の方が来てくださってお手伝いをしてくださいました。


食後には、去年も来てくださったソプラノ君が美声を聞かせてくださいました。


8月4日3日目。小張の夫の車もだしてもらい、車を連ねて、筑波山中腹のベゴニアガーデンまで行き散策しました。ここには羊さんがいっぱいいて、脇を流れる沢に沢ガニがいます。沢ガニ獲り名人の小張夫が石を動かしてみつける方法を教えて、しばし夢中に。

筑波山の麓まで戻って、神郡(かんごうり)にある障害者の施設「自然生クラブ・田井ミュージアム」に行きました。

ここの皆さんは有機農の作業をしたり、絵を描いたり、太鼓や舞踊をしたり、とても生き生きと生活しています。アトリエを見学し、ミュージアムでダビデ王を題材にした新作を披露していただき、鑑賞。

その後、太鼓や様々な楽器で一緒に演奏しました。



お昼ご飯は自然生のカフェで、皆さんが作って収穫した野菜や小麦粉で作って頂いた、さまざまな種類のピザとパスタを、これ以上食べられないというまでお腹いっぱいいただきました。
自然生の代表の柳瀬さんが汗みずくになって作ってくださったのです。
午後は花畑公園の屋外プールに行きました。

小森谷さんのグループがお子さんたちと一緒に3人で待っていてくださり、大学生の2人のお兄さんと水戸から来てくださった荻さんと2人の大人が、皆さんで事故のないように見守りながら、一緒に遊んでくださいました。たっぷり遊んで夕ご飯はお肉の生姜焼き。
体を動かしたので、さすがに疲れたらしく、夜はぐっすり寝てくれました。

8月5日4日目。午前中は土浦市小野の小町の館体験館でそば打ち体験。

常総市から桜井さんと吉田さんが自分の道具も運んで来てくださって、指導してくださり、 7つのグループに分かれてそば打ちに挑戦。長田と小張は小松崎さんに手伝ってもらいながら天ぷら作り。自分たちで作ったおそばを思いきり食べて、大満足の子供たち。

連日の猛暑にくたびれてきたので、山遊びはやめてともいきの郷に戻ってゆっくりすることに予定変更。また体力の余っている子供たちは庭のプールで元気に遊んでいます。

家の中でゲームをしたり、本を読んだりそれぞれ自由に過ごしました。 4時からは隣の石岡市で有機農業をしている佐藤由里さんが「手当法」のワークショップを開いてくださり、頭蓋仙骨手当を学びました。

終了後はジャンべを演奏していただいて楽しく踊りました。

夕食は子どもの大好きなカレーライス。

8月6日5日目。今日は広島に原爆が落ちた日。平和の鐘一振り運動に子どもたちと参加しました。 子どもたちはなかなか言うことを聞いてくれず騒がしいので、ついつい大きな声で叱責しなければならない場面も多々ありましたが、 そんな中でも、薦めたわけでもないのに、本箱の「はだしのゲン」や、童話屋編集部からでている、「日本国憲法」を熱心に読んでいる子も多かったのです。

朝食の時、長田先生が「今日は70年前広島に原爆が落とされた日です。多くの人々、多くの子どもたちが命を奪われた日です。平和を願い、亡くなった人々の魂を慰めるために鐘を衝きに行きます。みんな参加してくれるかな?」と話すと、全員が手を挙げてくれました。つくば市栗原の北斗寺に向かい、地元の参加者も含めてみんなで一振りずつ鐘を衝きました。合計27人。


郷に戻るとほどなく、ウララフレンドハウスのみなさんが来てくださり、折り紙教室を開いてくださいました。


昼食は長田先生の念願だったそうめん流し。菊地さんがつくば市のNPO「華の木」の棟梁さんから 借りてくださった竹製のそうめん流しセットを連ねてワクワクのイベントになりました。


午後は子供たちはプールに入ったり、本を読んだりカードをしたりとそれぞれに自由に過ごしました。


夕食には守谷市から来てくださった丸町さんのグループが、買い物からすっかり引き受けてくださって、煮込みハンバーグの豪華な夕食が出来上がりました。
夕食後には金子さんがオカリナを演奏してくださって、楽しく歌を歌いました。

8月7日6日目。 今日は午前中ハイキング。
午後は荷物の整理などをして、お別れ会のちらし寿司とスイカのフルーツポンチの夕食後に花火とキャンプファイヤーで盛り上がりました。




8月8日はとうとう最終日。 9時に出発して福島に向かいました。

いつもはバスの中で、 1人ずつ感想を述べてもらったりしたのですが、小張のパワーが今一歩足りなくて、トイレ休憩以外どこにも買い物にも立ち寄らず福島駅にまっしぐらと向かいました。
保護者の方にお子さんたちをお渡しして、ほっと肩の荷がおりました。
詳しい報告はまたいずれいつかするにしても、取り急ぎ簡単なレポートでございます。

8月14日(金)のつぶやき

2015年08月15日 | 保養

F1から高濃度放射性水蒸気の噴出が止まらない
冷静にデブリの状況を分析すれば止まるはずが無い事は判断できる。自然収束などあり得ない。
よって、最低でも11月~12月にかけて首都圏を含めた約4000万人に避難勧告が出されるpic.twitter.com/fqrbu1PjsD
急病人
渋谷

小張さえこさんがリツイート | 4 RT


8月13日(木)のつぶやき

2015年08月14日 | 保養

殆どの人にとっては、ドラマティックでも何でもない日常と地続きで、境界線もわからないままに戦争は始まる。
大した変化も感じない中で、慣れていく。
太平洋戦争でも、本土空襲が激しくなるまで、戦争の恐怖を実感する人は少なかったのではないか?

小張さえこさんがリツイート | 9 RT

戦争が、テレビドラマや映画のように、最初からハッキリとした極大の悲劇を全ての人に等しく連れてきてくれるなら、戦争忌避の感情だけで戦争を防ぐことは出来るかもしれない。
だが、そのつもりでいたら、拍子抜けするだろう。

小張さえこさんがリツイート | 4 RT

3D CADとCAMの作業工程がひとつのシンプルなツールで統合可能に。業界初のクラウドベース3D CADで今すぐデザインを始めよう! cards.twitter.com/cards/904a0s/q…

小張さえこさんがリツイート | 1 RT

66: (質問者:チェルノブイリ位の事故になると一気に大気汚染をしていくわけですよね。おそらくチェルノブイリ位の事故になると日本列島なんて一日で…そういう本当の脅威というものを知ると防災というのはどこまでやっていれば安心していられるか、まるで無力に感じます。)

小張さえこさんがリツイート | 3 RT


今日から茨城のゆっくらキャンプ!

2015年08月02日 | 保養
連日の暑さの中 多くの皆さんのご協力をいたただいて 準備をすすめてきました。
7月30日には9人 集まって、お布団屋やタオルケット を天日干し。大和和尚さんに台所の棚を 作っていただいたり、あっちこっちの整備をしていただきました。



今日は朝から最終のお掃除をすませたり プールの設営をしたり、猛暑の中準備に
頑張ります。