野良猫本舗~十六夜桜~

十六夜桜(通称;野良猫)と申します。
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京都旅に夢中。

沖田さんの誕生日のつもりが、気づけば大半、伊東さん偲び旅2『霊山博物館へ行こう!篇』

2011-07-03 | 旅レポ

9時過ぎに、京都におりたちまして、まずは、当日大活躍だった『市バス専用一日乗車券カード』を購入に参ります。

500円で、均一運賃区間内の市バスに乗り放題という便利カード。

こちらを購入すると、市バスの路線図も頂けるのでとっても便利でございます。

最初に乗る時だけ、降車時にカード投入口に通し、次からは印字された日付を見せて降りればOK。

いちいち小銭を作らなくてもいいし、京都内はバスはあ非常に便利だし、観光地にいくようなバスだと、もう次々くるので大丈夫。

まぁ、時刻表通りにこないのは、当たり前、渋滞にひっかかると進まないっていうリスクはありますが、それでも1回乗ったら220円なこの均一区間。3回乗ったらもとがとれるのは、とってもありがたいのでございます。

ちなみに、こちらは、JR京都駅中央口をでて、正面に京都タワーを見て立て場右手前方にある「バス総合案内所」でGETです。

 

というわけで、無事、カードをゲットして友との待ち合わせ場所、清水寺の近くまで参ります。

乗ったのは、100系統銀閣寺方面行き。

清水さんへは、五条坂駅が便利ですとバス案内は告げておりますが!

今回は、清水寺に行く時間がとれそうにないので、その次の駅「清水寺道駅」で下車。

バスの進んだ方向へ少しだけ歩いて、信号をわたったところにある道を、ずいずいと登って(のぼると、八坂の塔たる、聖徳太子が建てたらしい五重塔が見えてまいります。さらに、それを左手に見ながら上にのぼり、左手にでてくる二年坂に入るのですが、

途中に、奇麗な紫陽花があったのでパシャリ。

さらに、そんな二年坂へ入ろうという手前にあったのがこちら。

土方さんも、沖田さんへ金平糖の根付けをお買い上げな、とっても可愛らしい、ストラップをはじめ、寒天ゼリーや金平糖、地酒、ジャムなどが目を引く『京都まるん」という名のお店に心うばわれ脱線です。

どれもこれも可愛すぎて、全部買いたいくらい。

まだどこにも行っていないのに、お土産買いからスタート。

 

二年坂に入ってーってそのあたりから、既に道順はあやふやで、とほほ。

たぶんまっすぐ歩いただけだったとは思うのですが//

そんなこんなで、目的の『霊山歴史館』へとつながる『霊山護国神社』の入り口に到着。この

鳥居をくぐっていくのですが、ここの狛犬??が素敵でございまして、思わず写真を。

野良猫さんは、実は神社の前にある狛犬が大好きでして、神社などに行くと必ず写真に撮るのですが、

ここのはまた格別でした。

 

うん

 

そして、この鳥居をくぐってのびる道は『維新の道』というそうです。

坂本龍馬さんのお墓とか、中岡慎太郎さんなど多くの幕末志士たちのお墓なんかもあるようで、まさに維新の道でございますね。

歴史館にも、このお墓の配置図の展示もありました。

てくてく歩いて、『霊山歴史館』に到着。

こちら、ついこの間、土方さんの辞世の句が今までの「たとひ身は・・・」というものではないかもしれず、本当の辞世の句ではなかろうかというものを発見したと新聞にのっていた。まさにこちらの歴史館。

今回は、7月3日までやっているという、「徳川幕府と新撰組」という特別展示が目当てでやってまいりました。

入り口に、誠の旗がかかげられていましたので、土方さんと記念撮影です。

 

中に入りまして、まずは、土方さん語りによる、新選組の説明をする映像を。

13分くらいものだったのですが、土方さんの声が、当然、三木さんボイスではないので、台詞が入るたびに、笑いをこらえるのに必死でございました。

でも、特に、映像が、函館満載で、ますます行きたい函館!!(><)ノ

展示物はどれも心奪われまして、なかなか、足が進みません。

近藤さんのドグロ刺繍な稽古着とか、本当にドグロ刺繍してたのねと失礼ながら笑いが。

奥様に刺繍してもらったようですよ。素敵な奥様じゃございませんか。

「どくろの刺繍をしてくれねぇか」とか言われたんでしょうかね、よくぞ、ぬってくださいましたものです。

他にも、土方さん所用の刀とか、池田屋事件の感状とか、新撰組の借用証とか。

あと、やはり沖田さんが、佐藤彦五郎さんにあてて書いた年賀の挨拶の書状の複製。

ここ、足が止まってしまいます。

山南さんが亡くなられた旨などもかかれた文書です。

正直、ひらがな無しの難しい漢字の羅列なので、内容うまく読めませんけども、山南という文字が確かに!

 

2階でちょっと盛り上がったのが、池田屋事件の模型

池田屋の模型でして、ちゃんと、様々な場所に隊士が配置されております。

土方さんどこ?沖田さんは?といろんな方向から探しまくって上か下から横からのぞきこんでおりました。

土方さんは、入り口付近で、手柄をとられないように警戒をしていらっしゃいますし、沖田さんは、2階なので、実に探しやすいのですけども、

一階組の方々は、それこそ、中をのぞきこまないと見えないという。

藤堂さんは、なかなかに難しかった。

でも、ちゃんと額をかちわられてる細かさでしたよ。

 

と、そんな池田屋模型コーナーに入る前に、島田さんのかいた、日記やら、隊士名簿のようなものがありまして、これ、一人で書いたのか?という人数分の出身地と名簿を記したものは、なかなか素晴らしかったのです。

字もきれいで、でも、けっこう可愛らしい気もする文字で。

でも、これが、函館戦争の名簿になりますと、きっと、激しい戦線の中で急いでかいたのであろう、達筆ぶりに早変わり。

なんだか、これだけでも、切羽詰まったかんじが伝わってきて、心がキュンといたしましたよ。

 

他にも、坂本龍馬を切った刀は、ものすごい錆っぷりでリアルにぞくっとさせられれたり、興味深いものばかりで、語りきれません。

およそ一時間半くらいいたんじゃないかと。

そうそう、大島圭介さんの写真パネルがありまして、なんだか素敵にいい男で、ございました。

あまりに永く居座りすぎて、このままでは、池田屋の予約時間に間に合わないでないかー!!となり、早足で、つぎの目的地へ。

いったん先ほどの鳥居の場所までもどりまして、手前にある、『ねねの道』へ。

ここをまっすぐいきますと、左手に『月真院』が。

入る事はできないですが、

こちらが、伊東甲子太郎さんの作った御陵衛士の屯所跡になります。

ここに、伊東さんをはじめ、斎藤さんや藤堂さんも出入りしてたってことですよねぇ。

としみじみ。

しかしながら、なんせ、時間がおしております。

キャーッと急ぎバス停へと足早に退散したのでありました。

あっ、途中で、舞妓さんを発見。

うん、京都らしくて、よろしおすなぁ

 

-続く-

 

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