京の夏の旅キャンペーン 文化財特別公開!
ということで、島原 輪違屋さんが公開されていると聞いて、
いてもたってもいられず、行って来ました。
7/12から9/30までということで。
普段なら見る事ができない輪違屋さん。
島原に残る置屋さんです。
(写真は、1階のみ大丈夫とのことでした)
1階ののれんをくぐって廊下ぬけ、さっそく現れるお庭。
小さいながらも、絵になります。
さらにすすむと、何と、お稲荷さんが。
畳の開け放たれた部屋から見える光景。
一度座ったらずっといたくなってしまいます。
部屋の奥からみた光景はこんな感じ。
襖をしめたら、全部で3部屋にできるのでしょうか。
団扇片手に寝転んで、庭を眺めたら、とっても落ち着きそうです。
部屋をぬけていく風にそよがれながらお昼寝とか・・・。
そんな事を考えてしまうくらい落ち着いた空間だったのでした。
上の写真、左奥の方にもお庭がありました。
置かれた下駄がなんとも絵になって、思わずパシャリ。
そしてやはり、ここで見たいのは、お二階。
写真がとれないので、心の中に!ですけども。
大きな道中傘が襖に貼られた、迫力ある「傘の間」
このお部屋で、太夫をよんで、芸をみつつ、酒を飲み、料理を頂く。
なんとも贅沢な空気。
夜、ともされた蝋燭の光など想像すると、客人の声や三味線の音が聞こえてきそうな気がします。
そして、個人的によいなぁと思ったのは、紅葉の間。
なんといいますか、傘の間とくらべると、少し庶民に近い感じがするといいますか、
壁に、綺麗な紅葉が施されていて、あったかい印象をうけました。
本当に貴重な機会。
まだ日もありますので、もう数度、行けたらよいなぁなどと思ってます。
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