「万願寺駅」から多摩モノレールに乗って、再び、「立川南駅」へ帰還。
ここからJR中央線で「立川駅」より「日野駅」へ。
路はまっすぐ一本道。
徒歩15分くらいの場所に、「日野宿本陣」があります。
歳三さんのお姉さん、ノブさんが嫁いだ佐藤家の屋敷。
姉や義兄に会うために、歳三さんもよく訪れた場所らしいけども、消失するなどして、歳三さんが京都に言ってから建て替えられたもので、今有る建物はあまり馴染みはないらしいけれども、よく昼寝をしてたらしい場所だとか、歳三さんの最後の写真などを届けたといわれる市村鉄之介さんをかくまった部屋などがあります。
残ってはいませんが、佐藤彦五郎さんが開いた佐藤道場もここにあったらしく、場所という点では、近藤さんや沖田さん、源さんも稽古にこの地を訪れたことは確かですよね。
野良猫さん、こういう日本家屋が大好きなので、本当はもっと長居したかったんですが、巻きに巻いて、滞在時間20分という悲しいことに。
入場料は、200円で、ボランティアの方が新選組などなどの話もまじえて、お話を聞かせて下さいます。
なのですが、なんせ、滞在時間20分。すべてのお話を聞く余裕もなく、ざざっとお部屋を見てまわりつつ、話し声を遠くからききつつ・・・。
も、もったいない・・・・。
もっとお話をじっくり聞きたかったものです。
おそらく30分以上、じっくりかけてお話をして下さっていて、徐々に部屋をすすみつつ、また部屋に関するお話も聞かせていただけるのですよ。
ぜひ、これから行かれるかたは、たっぷり時間とって行って下さいね(><)
←こちらが玄関口。
門をくぐると、
立派な建物が!
彦五郎さんといえば、新選組のお金の面などでもいろいろと尽力をした方で、甲陽鎮撫隊にも関わり、
その為に、かなり過酷な逃亡劇を繰り広げることになったりもしたようですが・・・。
ある意味、なくてはならない方だったと思ってしまいます。
そうそう、この建物の玄関の間にあたる場所が、歳三さんが、寝転んでいたといわれる場所なんですね。
アップでせまると、ココの奥!!
これを、中からまさに、歳三さんが寝転がったら見えるだろう場所から外をめがけてとると、下の写真のような感じに。
玄関口がどーんと広がって、風通しもよくて、気持ち良さそうな場所ですよねぇ。
ここには、
上の写真の、書がかざられますけども、文武両道を意味するらしいのですが、
これが、なにげに「のぶのぶ」と読めて、奥さんの名前が「ノブ」さんだけに、奥さんを愛する気持ちを込めれていたかもしれない、という
ボランティアの方の話がちょっと印象的でした。
そうだとしたら、素敵です。
そして、この奥の奥、
このお部屋が、市村鉄之介さんをかくまった部屋なのだそうです。
それにつけても、ちょうど、こどもの日ということもあり、日野宿本陣内は、いろいろな、五月人形や、節句の飾り、
菖蒲などなどの縁起物がたくさん飾られていて、前に行った時よりも、とっても華やかでした。
あっちみても、こっちみても、みごとな飾り付けが。
上の写真も、ほんの一部。
そして、極めつけが!!
この豪華、飾り付け。
裏っかわで、ボランティアの方のお話が行われていて、誰もいなかったので、ちょこっとだけ、土方さんをお邪魔させて頂きました。
こどもの日が誕生日な土方さんなので、凛々しく!!パシャリと一枚だけ・・・。スミマセン。
時間があれば、もっと隅々まで御写真もとらせていただきたかった。
なんせ、こういう、特に客人を招いたような建物には、遊び心も満載で、欄間ひとつとっても、細かくて、縁起なども考えられていたり、見所は本当にいっぱいあるんで・・・・。
後ろ髪ひかれつつも、新幹線がーっと猛ダッシュするのでありました。
そうそう、ここへ向かう途中に、「八坂神社」もございます。
ん?八坂神社?
というと、関西人としては、俄然、京都の八坂神社ですけども、こちらの八坂神社には、天然理心流の門徒によって奉納された額があるそうなのですよ。
とはいっても、普段は見る事ができず、新選組まつり当日と、例大祭当日だけ公開されているようです。
ということは、この週末が、まさに新選組まつりのはずなので、その時には見れるのですよね。
近藤さんや沖田さん、源さんに、彦五郎さんの名前もあるようなので、見てみたくはあるのですけどねぇ。
うん、楽しみはひとつひとつ、ひもとく事にしますよ。
ちなみに、歳三さんの名前は、正式入門していなかった時らしくないそうです。
ひの新選組まつりの旗もたくさんたなびいて、来年あたりこそ、行けたら良いなあと思います。
駆け足ではありましたけども、土方さんの故郷、多摩。
あまり、羅刹土方さんは外にはだしてあげられず、鞄の中でギュウギュウ言わせてしまいましたが。
一緒に行けてよろしゅうございました。
そして、前日とは真逆、この日は大晴天で。
あらためて、羅刹土方さんの晴れ男っぷりを実感です。
二次元世界で遊びに遊んでおりますが、史実の歳三さんにも、ご挨拶に伺えて、最高の一日になりました。
<土方さんの故郷訪ね旅4「おまけ編」へ続く>
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