野良猫本舗~十六夜桜~

十六夜桜(通称;野良猫)と申します。
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京都旅に夢中。

6.20~21 中山道の宿場町「奈良井宿」 旅-2

2014-06-29 | 旅レポ

 今日のお宿は【伊勢屋】さん。

本館は、江戸時代には、下問屋をしていたという当時の建物がそのままに宿泊施設になってまして、そんな本館にお邪魔させて頂きました。

 

やはり、年代ものの本館は、木の黒い光や、大きな梁など、見応えもあります。

階段はとっても急なので、おっかなびっくりですけども、手すりもありますし、角屋さんのあの、狭い階段よりは幾分、登りやすい感じが。

 

お部屋は、座ったが最後、立ちたくなくなる落ち着き具合。

この日は、別館にはお客さんがいらっしゃるようですが、この本館は、私たちだけということで、独占状態です。

なんて、贅沢な!!

人に気兼ねすることもなく、存分に羽を伸ばせました。

 

とにもかくにも一休み。

ケーキを食べたところだというのに、やっぱり目がいってしまうわけですよ、いろんな食べ物に。

旅の醍醐味、いただかねばね!!とこちらをパクリ。

のざわなおやき。

素朴な味わい。野沢菜のピリ辛感がまたなんともいえず美味しゅうございました。

って、こんなけ食べてるとですよ。お夕食が頂けなくなるじゃないですか??

と、すっかり落ち着ききった重い腰をあげて、もう少し、町並みを楽しみにいきました。

 

そうそう、こちらのお風呂はこうや槇の家族風呂。

といっても、2、3人入れそうな大きさ。

お湯がすこぶる熱くて水を絶えずだしてないと入れない、江戸っ子でーいって感じの熱さ。

でもぐぐーっと毛穴も広がって、疲れも飛んでいきました。

お食事は、広間で宿泊してる人があつまって頂きます。

自然と、会話もうまれたり!!!

ってここでインターナショナル再び!!

そうなんですよ。

宿泊されていたのが、外国の方二人組の明るいお姉さんたちで。

ノットスピークイングリッシューですけども、いろいろがんばって会話もしたりいたしました。

なんとかなるものですねぇ。

身振り手振り。

お箸の持ち方とかレクチャーしてみたり。

や、自分の持ち方じたいが散々なので実に申し訳ない・・・・。

中でも一番説明に四苦八苦したのが「こんにゃく」。

これ、考えたことなかったですよ。

弾力とか単語わからないし。こんにゃくいもって、一応ベジタブルっでいいのか?とか、最後に飛び出した雪村様の一言で一気に通じたような(笑)

「ヘルシー」

「OH、ヘルシー!!」っていう。

 

こういう時ばかりは、英語話せたらもっと違うのにーっとギリリ。

言葉が通じたてお話したら、絶対楽しい方々だったと思います。うん。

そんな食事のメニューもこの豊富な内容。

  

この品数。

鯉のあらいに、鹿肉のから揚げ、くせがありそうってイメージでしたけども、意外とすんなり、美味しかった。

茶わん蒸しに、お蕎麦に、なんの魚だったか・・・あ・・忘れました。

それから、山菜に、お味噌汁。

かわっていたのがまた、アカシヤの花の天ぷら。

一押しは、キノコ♪いろんなキノコが入ってるんですけども、美味しかった。

どれもこれもおいしくて、おしむらくは、おなかに入りきらないという。

おつけもののかぶらもおいしかったし(>▽<)ノ

大満足のお夕食でした。

 

宿帳にも、ちょっと書き書きしてきたり、アットホーム感満載です。

いい気分で、ワインなんかも頂いちゃいましたよ。

ほぼほぼ、飲めないというか、一口、二口だけいただくのが、美味しいけど、それをこすと美味しさがわからなくなる人なのであれですけども。

これがまた、お料理にあって、しかもこのラベルが、良いじゃぁございませんか。

あったら買おうと思ったけども、お土産物やさんではみかけなかった(しょぼん)。

 

 

 

お腹がいっぱいになった頃には、外は日も暮れて、外はまた、昼とはちがう静かな世界が広がっておりました。

大橋のライトアップを見るべく、そぞろ歩きです。

 

 

こちらで泊まるという方は少ないのでしょうかね。平日ということもあるのでしょうけども、ほとんど人に出会うこともなく、

黄色くそまる、ぼんやりとした光が点々と。

こういう場所いいると、心がおだやかになりますね。

 

ふらりふらり、建物と光のコントラストを楽しみつつも、大橋に到着。

こいらもまた、昼とは違う、幻想的な光景に。

 

雨もやんで、空気も澄んで、これで、あと、雲がもうすこしはけてくれれば、綺麗な星空も見れたかもしれませんが。

雲はさすがに、のけてはくれませんでしたねぇ。

でもほんの少しだけ、星も見えて、旅の一日目は無事、平和に暮れていきました。

 

 

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