今回のもう一つのテーマはなんといっても町家泊。
1日目お世話になったのは、
「京都町家ゲストハウス京のen」
こちら、人数そろえば、一棟貸しもできるらしいお宿。
トイレとシャワーは共用。
トイレは様式で、ちゃんと部屋にクーラーも完備でした。
ただ、シャワーだけは、ちょっと、不安な感じもあり、この日は銭湯のお世話になってみました。
冷蔵庫やキッチン用品、レンジに、水に、お湯、紅茶やコーヒーなんかも完備されていて、自由に使えるのがいい感じ。
自分の好きなマグカップを選びつつ、お茶をのんだりして、ちょっと本当に、我が家気分でした。
受付をしてくれた、おかみさんも、感じのよい方で、ほっこり空間です。
ちょっぴり奥まった分かりにくい場所にあるんですけども、その分、とても静かで落ち着いた雰囲気です。
今回利用させてもらったのは、2階の六畳和室。
ちゃんと、鍵もしまります。
階段は昔懐かしいとっても急な階段で、それもまた、町家の楽しさ。
そして、他のお部屋にお、それぞれに宿泊客がいて、夜や朝、遭遇して「おはようございます」なんて挨拶するのもまた、醍醐味です。
どうでしょう、土方さんも大満足?の落ち着いた畳のお部屋。
よい色合いになった調度品。
トイレにつながる共同スペースも、この雰囲気。
夜のほの明かりにつつまれた感じも素敵で、落ち着きます。
こちらの共用スペースからは、6人用の大部屋の障子が見えます。
この大部屋の向こうには坪庭もあるらしいんですけどねぇ。
今回は、満員御礼ということで、そちらは見る事ができませんでした。
朝、外を除けば、なんと、大文字焼きの山が見えるんです。
写真ではわかりにくいですが、ちゃんと、山には大の文字。
8月の山焼きに、こちらのお部屋をとれたなら、部屋から眺める贅沢な楽しみですよね。
かなり、こちらのお宿、気に入ってしまいました。
こちらの近くには、銀閣寺や哲学の道があるので、そちら方面に予定のある時にはとくにおすすめでした。
そして、二日目にお邪魔したのが
「北野家」
こちらは、enよりは若干旅館っぽい雰囲気。
小さいながらも、テレビも置かれておりました。
今回、宿泊させてもらったのは二階の「竹の間」
建物は地下鉄「東山駅」のすぐ近くです。
少し歳のいっているおかみさん達が案内をしてくれまして、なんといいますか、実家に帰って来た雰囲気??
なんとはなしにほっこりします。
竹の間は、お手洗いと洗面も部屋に完備。
お風呂は共有です。
家族風呂状態で、少し大きめの湯船と、シャワーもあり、広いので、他のお客さんとかちあわなければ、かなりゆったりと入ることができます。
ま・・・・シャワーの温度調整がすこぶる謎で、熱っ、熱っ!!とけっこう叫ばされるのはまた、ご一興ということで♪
お部屋の中はこんな感じ。
部屋からは、隣の神社の境内がちらり。
クーラーももちろん完備で、お庭も綺麗です。
ちょっぴり耳が遠いというおばあちゃまとかが運営していらっしゃるので、ちょいちょい、声を大きくしたりしないとなかなか話が通じなかったりもするんですけども、憎めないし、可愛らしい方々。
いつまでも続けていて欲しいっておもっちゃいます。
「ただいま」
と言いたくなる、そんなお宿でした。
<続く>
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