野良猫本舗~十六夜桜~

十六夜桜(通称;野良猫)と申します。
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7/13-15祇園祭に町家旅-5 ~祇園祭宵々宵山~「山鉾観覧そぞろ歩き(夜)」

2013-07-17 | 旅レポ

「長刀鉾」

 ←長刀鉾

夜の祇園祭は、やはり、なんといっても、雰囲気に酔いどれてなんぼ。

人ごみ?

そんな事いってると楽しめないよってなものなのです。

人が多いとか、本当にそこは諦めておかないと、疲れるだけでございます。

 

そして、全く動じない私。

お祭り大好きなんですもん。

しかも、念願の生のコンチキチンも見れましたし、山鉾も、昼夜あわせて、いっぱい制覇できました。

うん、なかなかこの人ごみをつき合ってくれる人がいないもので、嬉し嬉しで回ってきました。

てっとり早く、いっぱい山鉾みるなら、四条通りがおすすめです。

大きな鉾が目白押し、まっすぐまっすぐ歩けば、少なくとも5基制覇できます。

でも、横をのぞけば、また山鉾で、あっちへこっちへ気になります。

 

長刀鉾は搭乗可能な鉾ですけども、こちら、男子のみで女子しか乗れません。

それだけ神聖さを保っているということで、この鉾だけが、生の稚児さんを乗せているのですよねぇ。

山鉾巡行で、お稚児さんが、綱をきって先頭を行くのでございます。

 

「函谷鉾」

 

こちらの鉾、去年だったかに、搭乗したことがある鉾で、授与品もけっこうカッコいいんですよねぇ。

「くじとらず」の2番鉾。

鉾頭には三日月と山。グッズのてぬぐいもこれをデザインされていて、ちょっと、欲しいと思いました(>▽<)

 

 

「月鉾」

 

月鉾は私が一二を争うほどに好きな鉾。

何よりも、この提灯のインパクトは、他と比べて群を抜いて素敵だと思うのです。

今年の新聞なんかでも、けっこう、この鉾の写真目にしました。

 

そして、今回、こちらで、手ぬぐいを購入しまして、上にも上ってきたのです♪

上での撮影はできなかったんですけど、近くでみてもカッコいい♪

コンチキチンを奏でる囃子方さんたちも間近で見れたし、昼とは全く違う、光の光景、独り占め気分です。

ええ、他にもいっぱい人がいて、流れるようにでないといけないのではあるんですけどね。

向こうまで続く、提灯の明かりと、ごったがえす人ごみを我が物顔で見下ろす気持ち良さは、ぜひ、上って体験おすすめです。

上に上がらないと見れない、貴重な美術品なども近くで見る事ができます。

 

そうそう、この月鉾、実は、祇園祭の山鉾の中で、一番背が高いんだそうですよ。矛先が一番長いらしいのです。

 

 

「綾傘鉾」

 

大きな傘が特徴的な鉾。

鉾とはいえども、背はそれほど高くない感じです。

上の三つとはあきらかに違いますですよねぇ。

 

「白楽天山」

  

初登場、山です。

宵々宵山では、まだ、上に、人形が乗ってないのですね。

白楽天という詩人と、道林禅師という僧が飾られます。

巡行時の写真を見ると、横にかざられるゴブラン織りも美しいのですけどもねぇ。

 

 

「菊水鉾」

 

菊水の名の通り、提灯にも、菊水の文様がありました。

矛先にも、金色の菊がついています。

のせられる稚児人形なども、菊にちなんだエピソードがあるそうですよ。

 

夜に回れたのは、この6基でした。

時間も少なかったので、そして、何より、宵々宵山からは、各路地に出店も連なって、本当に、人をぬうのが大変。

そうそう、通行止めもあって、バスが迂回していてとまらないなどもあるので、祇園祭の四条通りぞいの駅を目指す方は要注意です。

とまりませんから(>▲<)

 

地下鉄で、四条駅に降りて回るか、バスで「四条堀川駅」下車などするのが無難です。

あと、予約などをしていないなら、この付近でご飯を食べようと思うのも無謀です(苦笑)

ええ、本当に苦労しましたので、来年、もし計画される方は、要予約で!!

 

<続く> 

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