限りなく恋に近い感情を抱く

いや、これはきっと恋だと思います。

うーん…
たぶん、限りなく恋に近い感情を抱いています。



キリスト・コンプレックス…

キリスト・ライクな男性に会うと、
動機・息切れ・めまい・赤面・胸のつまりを感じるという
わたしの持病です。

ロン毛で髭で痩せ型の男性に弱いのも、
ややワケあり感のある人が大好きなのもすべてそのせいです。



そしてわたしは仏が大好物です。
ブツはいいです、心臓を鷲づかみにされるようなときめきを覚えます。


そんなふたりがいっしょになっちゃったら…

そりゃもう！


恋をするでしょう。



もうもはや恋をしています。
わたしの望む未来のすべてが表現されたこのマンガ

『聖☆おにいさん』

こんなふうにのほほんと過ごしたいだけです、ほんとは。


相方とふたりでちいさなことで笑いあい、
ボケたりつっこんだりする毎日。

お互いを想い合って過ごす日々。


わたしはイエスもブッダもだいすきですが、
特にイエスには男性に対する

すき

の感情に近いだいすきを感じています。





毎日が平和な証拠です。


携帯の待ち受けも最近イエスにしました。
見るたびにニヤけてしまいます。

リアルにキュンとします


もはや隠れキリシタンです。


まだお読みでない人はぜひ。

ＫＷＣ☆ＳＡＴＣ集合

先日、ひっさしぶりに揃いました。
河内のＳＡＴＣです。




はしゃぎすぎて集合写真撮り損ねました。
たわいもない映像だけがきちんと録画されていました。


かなり暴力的なニュアンスで
夜もおそおそに最後のひとりを呼び出し、

呼び出しているあいだにコンビニを襲撃しました。


奇襲でした。






わたしたちは放っておくと
２日でも３日でもチョケ続けます。

口々に言いたい言葉を発し、おなかがよじれて動けなくなるほど笑います。
笑いすぎてほっぺたが痛くなります。


話の内容はほとんどが小２～中２レベルです。



そんなしあわせな週末を過ごしたあとの月曜日。
ふるさとについて、帰る場所について考えています。


わたしのふるさとは河内です。
やたらと人情味のある街です。
ヤンキーが多い街です。


それともうひとつ、奈良県の三郷町にもふるさとと呼べるおうちがあります。


おとなになってから出逢ったそのふるさとには、やさしい人たちが住んでいます。

とてもあたたかく、愛情にあふれた家族です。




だれもがきっと、
大切なふるさとを心に包みこんで持ち歩いていて

自然に自然にそこに帰りたくなるときが来るような気がします。


そんな気持ちでやさしい記憶を呼び戻していると
ひとりで京都にいても、外がどんなに寒くてもあたたかいです。


明日も元気でいてねって思える人がたくさんいることが
なによりもあたたかく思えます。

おやすみなさい

ある冬の休日

京都はよく雪が降ります。
ときどき、積もります。

街がまっしろになります。
道は滑るし、電車は遅れるし、不便ではありますが、
街がいつもとまったく違って見えます。

とってもきれい。


明日も雪の予報。
朝になったら積もっているかもしれません。



こないだの帰り道、すごい雪でした。

駅を出ると、もうすでに５センチは積もっていました。
帰りが遅かったため傘を売っているお店がしまってしまっていました。
仕方なく家までなかば吹雪の中、傘もささずに歩きました。


寒くて空気が白くて世界が消え入りそうで
車も通っていなくてなんの音もしませんでした。


以前に雪深い国の話をしてくれた人のことを思い出しました。

雪深い国では、雪が降り続く夜中には

しんしん

と音がするそうです。


本当に、しんしんと雪は降るのだそうです。

しんしんって聞こえてくるかなって立ち止まって耳をすませてみたけど
無音のままでした。


家について玄関の前で自分に積もった雪をはらったら
中ぐらいの雪だるまがひとつできるくらいの雪の量でした。

コートにもマフラーにも鞄にもブーツにも
おみやげの味付けのりにも、雪は積もっていました。

手を洗おうと洗面所にいったら頭にも２センチくらい雪が積もっていました。

どこにでも均等に雪が積もるように、
そういうふうに、積もるんです。　雪と同じように、わたしたち。



最近お休みの日にする趣味が増えました。

造花を買ってきてアレンジしています。



かなり本格的な仕上がりになってきました。
部屋の中は緑であふれています。


うちには観葉植物のベンジャミン（通称ベンジー）がいますが、
植物はいいですね。

もくもくと伸びます。
植物がよく育つ家はいいと聞きます。
うちのベンジーはすくすくと、
冬のあいだも新しい葉をせっせと伸ばしています。


ベンジーの話をときどき思い出します。

ちょっとあったかくてちょっとせつなくなります。

何気ない風景の何気ない会話が
こんなにも心に残るなんて、
しあわせなことですね。


そうやってひとつの物事からまったく違った記憶が
いくつもいくつも呼び起されて毎日は過ぎていきます。
いろんな気持ちになって毎日を過ごしています。


水面下で始動しはじめたあるプロジェクトのおかげで
冬はあっという間に終わってしまいそうです。

雪のおかげで今年の冬のことを好きになりました。
何気ない出来事で気持ちはあらゆる方向に変わっていきます。


うちにきたら屋内プチガーデンを堪能して帰ってください。
いろんなところから植物が生えています。


ゆったりとした休日のおかげで
気持ちがゆったりしています。

安眠の予感です。
おやすみなさい

御朱印デビュー

先日、大阪からまいちゃんが京都を訪ねてきてくれました。

ひさしぶりにゆっくり会える、ということで
かなり準備に気合い、入れました。

熊本ではまいちゃんの好きそうなワインを買ってきました。
前日は大型のスーパーでとにかく少しでも必要な可能性のあるものをすべて購入し、
その日の仕事の終礼はごくシンプルに済ましました。


まいちゃんと我が家に帰宅後、ピザを注文しました。

ピザ屋さんのメニューもちゃんと準備しておきました。
２件から選べるようにしてたはずが、どっちもピザハットのものでした。

なんちゃらコンボも注文しようとなり、ピザ屋のおにいさんに
おすすめのコンボを尋ねたところ、即答で返事が返ってきました。

爆笑してうまく注文ができませんでした。

時間ギリギリでピザを注文し、そこから女子による宴会がスタートしました。
熊本飲みだしてからの会話は小２でした。



ぐっすり眠って目覚めた朝、
わたしたちはお寺さんへ行くことにしました。

京都でお寺さんや言うたら東寺さんやろーということになり
近所のオススメ喫茶店でバカでかいバーグでブランチののち、東寺さんに向かいました。







東寺さんは、とにかく持っています。


ええのん持ってるんです！


東寺さんの一押しといえばやはり、帝釈天さまでしょう！
かなり男前です。

こんなん…！！　ずっこいわー！！
こんな男前、おらへんわー




『パネェーっすね！！』


その帝釈天さまと人気を二分するのが梵天さまです。
東寺さんはとにかく国宝の所有率がハンパねぇーんです。


仏像ポストカードと仏像ファイルゲットしました。

東寺さんといえば、五重塔で有名です。
五重塔も見ごたえたっぷりでした。







いやあ。
東寺さん、すてきです！


ここでまいちゃんとふたりでついに御朱印デビューを果たしました。

御朱印というのはいわゆるサイン集です。
それぞれのお寺さんのスター仏のサインを集めるサイン帳です。



東寺さんは真言宗の開祖弘法大師空海さんのお寺さんです。
いやあ、空海さんに拍手！ですね。

こんなにもグレイトな講堂の立体曼陀羅を前にすると
どんなに仏像に興味がない人でもおおーって感心すると思います。

みなさま、京都にお越しの際にはぜひ東寺さんに足をお運びください。
超絶男前の帝釈天さまに守られますよ。

そして、我が家にも遊びにきてください。
東寺さんからバスで１０分ほどです。

心いっぱいのサービスでおもてなしいたします。

冬の九州旅行

少し遅れてお正月休みを取り、九州旅行に行ってきました。



朝早くの飛行機で福岡空港に到着しました。
福岡でレンタカーして太宰府天満宮、その後唐津に向かいました。



唐津焼をたくさんみました。
イカを食べました。
あのへんはイカで有名らしいです！全然知りませんでした。

唐津では運よく祭りらしきものに出くわしました。
どこの土地でもやっぱり祭りはいいですね！


それから福岡に戻り、中洲でおいしいものを食べることになり、
「割烹かわた」さんへ。

とにかく海鮮がおいしかったー！！

食事が終わりに近づいたころ、
かわたのかかあ（おかみさん）が
『かわたのかかあでございます。』とご挨拶に来られました。

かわたのかかあ、めちゃくちゃかっこよかったです！
伝統のあるおうちに嫁ぐのって大変なことだと思うのですが
嫁ぎたい…！！！
という気持ちが湧き上がりました。

そのあと、屋台でラーメンでも…
と思いぶらぶらしていたのですが、案の定おなかいっぱいで食べられませんでした。




生まれ変わったら絶対男子に生まれ変わりたいです。

そして中洲で豪遊します。

設定としては大阪のとある企業の営業職に就きます。
そして福岡支社には二カ月に一回のペースで出張があります。

出張は決まって金曜日で、仕事が終わったあと、
福岡支社の同僚とあの歓楽街であれやこれや好き放題して、
豪遊でべろべろで
長浜までタクシーを飛ばし、長浜ラーメンを食べて
ホテルに帰り、倒れるように眠ります。


ポケットからは多数の女の子の連絡先が…
もしくは朝起きると見知らぬ女の子がとなりで眠っていて…


みたいな週末を過ごしたいのです！！
いいなあ、男子～。



次の日は湯布院で昼間から雪のちらつくなか温泉につかって
ふぅぅぅ～ってゆるゆるになりました。



おいしいお昼ご飯をいただいてから
その後、黒川温泉へ向かいました。


熊本ではまわりのすべてのものに雪が積もっていました。

まっしろで寒くてきれいで
心がしゃんとしました。

黒川温泉に着くと、そこは雪深い温泉街でした。
最近は雪に包まれることがとても多いです。



ふかふかの雪の上を歩くと

しゃくしゃくって音がします。　きゅっきゅって音がします。

白くて白くて、なんかいろんなこと、忘れちゃいそう。


旅館でひとやすみしたあと、雪の温泉街を散策し、
帰りに一件、露天風呂に入りました。

雪見温泉。
気分はお猿さんみたいにゆったりほっこりです。

でもそのあと、天然のお猿さんは温泉につかった後、
タオルがないから風邪引くよねって気付いて、
謎が謎を呼び、最終的には人間でよかったなぁと思いました。


動物は嗜好の幅が本当に狭いです。
それが幸なのか不幸なのか、わたしにはわかりません。

選択肢があまりに少なすぎます。
でもそれは違うかもしれません。
わたしたちが極端に多すぎるのかもしれません。


はたしてこの地球上で種の保存と個体の維持以外に本当に大切なことがあるのでしょうか？
わたしにはわかりません。


でもそんなことを考えていると確実に精神が不健康になることはわかります。



畑では雪にうもってしまったはくさいに出会いました。
なんかぐっときました。



ほこほこの体でお土産屋さんに寄ってから旅館に帰って
すぐに夕食がはじまりました。

夕食はゆったりとお部屋でいただきました。

次から次へとお料理が運ばれてきて、
全然スピードについていけなくてお膳がいっぱいになりました。


おいしくてしあわせで、自分たちの豊かさを実感しました。


それからまた、今度は当旅館ご自慢のお風呂に向かいました。

雪が積もっていて、本当に贅沢な露天風呂でした。

長い時間、お風呂にはいって
一度進んだら二度と引き返せないことを笑けるほどの寒さの中で実感しました。



いいお湯でした。

長くなってきたのでここから巻きでいきます。

翌日は朝ごはんのあと、また温泉に入りました。

朝から激しめに雪が降っていて、露天風呂までマッパで歩いて行く途中、
真冬にマッパで屋外を歩くクレイジーさに笑いが止まりませんでした。


わたしたちは公共のお風呂に入るのにタオルは持って入りません。
隠すものなんかないからです。

寒すぎると笑いが生まれますね。
そして温泉に入ると絶対
『あぁ～～～』って言っちゃいますね。


それから天草で壮大な景観を楽しみ、熊本空港から飛行機に乗りました。


飛行機が伊丹空港に着陸するとき、
あまりに地上の光がきれいで、息がうまくできませんでした。

世界は本当に美しいです。
夜のフライトはすばらしく心の栄養になります。


英気を養った九州旅行でした。

新店がオープンしてから初めての連休は
いろんなガサガサを癒してくれました。

明日からはもっとやさしくなれそうです。