OZLIFE’S DIARY

メルボルンで働く永住者OZLIFEの雑記帳

(および過去記事収納所)

ヤラリバー・クルーズ

2001-12-26 | メルボルンのあれこれ
12月12日(水)、会社の部署のクリスマス・パーテイーが行われました。いつもはレストランなのですが今年は趣向を変えてクルージング。メルボルン市内を流れるヤラ川を貸切りのフラットボートで往復する3時間のディナー・クルーズです。

アフター・ファイブはオージーの同僚達とカフェでドリンクしながら時間をつぶし、夜の7時半にサウスバンクから乗船します。陽気な乗組員さん達に迎えられ船はスムーズに上流へと出発。ワインとシャンペンで雰囲気が和らいだところでビュッフェ形式のディナーです。サランラップに包まれた大皿を見たときにはいかにも作り置きといった感じでちょっとムードぶちこわしという思いがよぎったものの、オーシャントラウトやパスタなどの味はまずまず。しかも会社持ちのクルーズ代は酒が入って1人65豪ドル(4000円くらい)という安さを考えるとかなり良い出来というべきかもしれません。

船内には使い放題のジューク・ボックスがあり食事が終わると気に入った曲や受けを狙った曲を選んで楽しんだり、デッキに上がって外の新鮮な空気と景色を楽しんだりしました。

日も暮れ始め、船が折り返し地点のホーソン近くまで来たところに男子高校の生徒達が川岸でスポーツの練習か何かをやっていました。私達の船に気がつくとそのうちの5、6人が一列に並んで一斉に後ろを向いてパンツをおろしてケツを突き出しました。既に酔いの回っている船内は思わぬ余興に大爆笑しました。

暗くなって肌寒くなってきたところで、デザートの時間です。オーストラリアの甘ったるいケーキにすっかり慣れてしまった私もしっかりチーズケーキと紅茶をキープ。デッキの上で星のきれいな夜空を楽しんだり音楽に合わせて歌ったり踊ったりしているうちに暗闇の中に浮かぶメルボルン市内のきれいな夜景が目に入ってきました。楽しみながらあっという間に過ぎた3時間でした。今度日本からお客さんが来たときに観光案内するのになかなかいいコースかもしれません。