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趣味の楽器、旅など徒然に語っています。

フラッシュライト検証記36

2023-04-30 20:47:20 | フラッシュライト
     
裏蓋の仕組みですが、コイルが新品同様で、液漏れなどなかったことが嬉しいです。胴体のアルファベットとカタカナのナショナルのロゴとJISマークが誇らしげです。これが電池のマイナス極に接触します。そしてショートを防止する役目の絶縁子はスライド下の黒いプラ盤と熱が当たり白くなって取り替えたレンズシェードです。スチールリード製の胴体はマイナスに働いて電流が流れます。
さて、フラッシュボタンを消灯位置でロックさせる時、そういえば、母はボタンをカチッカチッと音をさせて施解していました。音もまた可愛らしいと思いました。この際前のめりになると、ボタンホールが開くのを体感していました。ますます、大切に使用したくなりました。



























フラッシュライト検証記35

2023-04-30 19:30:00 | フラッシュライト
     
まさに筒抜け状態になりました。レンズハウジング側の舌のように飛び出た金具が、ライトのマイナス側電極接触子です。プラス電極は電池側とライトソケットに接触します。消灯、フラッシュ、常時点灯を識別するスイッチ台裏の接点は坂道を上がるように前傾斜していて、スライドスイッチが止まる場所で電流の流れを制御します。だから、ボタンに指先を軽く当てながらスライドスイッチを操作すると、ボタンの硬さが軟、中、硬と変化していきます。消灯位置では、ボタンをライト側に倒すと、前傾状態で凹み、スライドの動きを止めるストッパー安全装置になっているのです。当時乾電池も豆球も高価でしたから、落下やショートによる誤作動を防ぐ目的です。
消灯させて、フラッシュボタンをホールドさせました。聳え立った操作前でも操作後でも前傾なのがわかると思います。消灯させていても可愛らしい遊び心があります。ボタンを戻す場合は、表面を親指先端で撫でるようにすると簡単に戻ります。ボールペンのノック機能のようになっています。


























フラッシュライト検証記34

2023-04-30 06:58:44 | フラッシュライト

灯りの点灯は小さな理科教室でした。まずは、机部屋で部品分解から始めました。
先ず、レンズハウジングを外します。
外す際のコツは、斜め対角線にして動かす。真っ直ぐ外そうとすると、表面のレンズを破損してしまうから注意。

レンズハウジングはこんな部品で構成されています。凸レンズ、絶縁シェード、反射板ソケット、本体接続カバー。絶縁シェードを外す際のコツは、脇の凹みに指をかけること。元に戻す際も、脇の凹みに指をかけること。

戻したのがこの姿。接続カバーに戻す際も斜め対角線にして押し込む。現代のハンドライトと言われるものは、プラスチック一体型が大部分で、こうした交換作業の儀式は、体験出来ないことです。













フラッシュライト検証記32

2023-04-29 11:57:40 | フラッシュライト
凹んだボタンをそのままにして、スライドスイッチの頂点に親指の先を移し、上に動かそうとしたら、固まっていて動きませんでした。母にわけを尋ねると、「落っことした時に、間違って点かないためだよ。」と教えてもらいました。親指の先をボタンに移し、表面をスライドスイッチ寄りに優しく撫でるように動かしました。
パチン
戻ったと歓声を上げました。今でいうと、ボールペンのノックボタンのような仕組みだったのですね。戻ったボタンの側面を親指と人差し指で優しく撫でていました。再びボタンが引っ込んだり出っ張ったりして、喜びました。