なんだか消化不良…？

新しいリールが使いたくて、釣りに行った。今日は月曜だが、休日出勤の振替で仕事が休みなのだ。
平日に釣りに行くなんて、滅多にあることではない。気合いもおのずと入る。
せっかくなので、新たな支流を開拓しようと思い、以前から地図上で気になっていた沢に入る。
その沢には峠を越えて入った。つまり、道路沿いにある沢なのだ。
標高的にはヤマメが居てもいいはずなので、期待していたのだが…

なんだこりゃ。
何も、こんな山の中で錦鯉を放さなくてもいいではないか。
渓相も護岸が多くてイマイチだし、下手に竿を出して錦鯉を密漁していると思われるのも心外だ。結局、何もせずに退散。まったく時間の無駄になってしまった。
でも、支流を探すというのはこういうことなのだ。
何の情報もなく、地図だけを頼りに行けば、多くは期待はずれで終わるのである。

朝マズメの貴重な時間を無駄にしてしまった。
これで帰るのも悔しいので。実績のあるなじみの川へ。（結局は多摩川水系）

でも、一度ケチのついた日は、ことごとく裏切られる。
今度は、新しいリールがトラブルだ。
正確に言うと、ラインの巻き方を失敗。結び目がスプールの端に出てしまい、キャストするたびに、引っかかる。
せっかく、新しいラインを巻いたのに全部引き出して交換することに。
でも、スペアのラインが２０ｍほどしかなかった。呆然自失。
仕方ないので、そのまま釣り続行。
もう、一度ケチが付いてしまうと、モチベーションは下がる一方。
何とか釣れたチビヤマメは、５ｃｍのルアーとほぼ同サイズだった。

画像はピンぼけだけど、本日一尾目。
この後釣れたのも、１３ｃｍのチビ。パーマークがキレイだった（トップの画像）。

そんでもって、下流に移動。
川に降りると、先行者あり。ニジマス狙いの地元のおじさんだった。（本人がそう言っていたので…）
ちょっと離れて、釣り始める。
すると、一投目でチェイスがあった。
有終の美を飾れそうな雰囲気だ。
ルアーを換えて、もう一度キャスト。瀬が弱まり出す辺りでバイト！

２３ｃｍのヤマメだった…でも、一見して分かる成魚放流のヤマメ。
胸びれがかわいそうなくらい小さい。
複雑な気持ちでリリース。
なんとなく消化不良な釣りであった。