お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

冬の入り口は奥多摩の低山から

2020年11月29日 | 登山
コロナが絶賛拡大中でモヤモヤ感満載の日々を過ごしているが、shinichiさんからのお誘いで鷹ノ巣山を歩いてきた。
山を歩いていた方が、感染率は著しく低いに決まっている。


shinichiさんオススメの浅間尾根から石尾根を目指す。
車を峰谷の奥集落に停めて、8時すぎにスタート。



運動不足の体に急登が辛い。
気温が低くても、すぐに汗が出てくる。


しばらく進むと浅間神社の鳥居が現れた。
ここから鷹ノ巣山までは3.8km。





ずーっと登りっぱなし。
こういうのが地味にきつい。

やはり奥多摩は冬に限る。
夏に登ったら、熱中症まちがいなし。


小1時間登ったら少し傾斜が緩んできた。
冬の日差しが心地いい。



シイタケの原木栽培の作業をしている方々に出会った。
聞いたら、なんと7万本の榾木を管理しているとのこと。
柵の向こうはに辺り一面榾木だらけ。



精根こめて作っているシイタケをサルが夢中で食べている。

職人さんたちが、いくら追い払っても柵の外には逃げず、一定の距離を保って食事を続行。
サルにしてみれば、肉厚のシイタケをお腹いっぱい食べられる極上のダイニングなのだろう。


このあたりから傾斜が落ち着いてきて、ペースを保ちやすい。
明るい尾根を歩くのは楽しい。



ずっと直登してきた登山道がトラバース気味に左にそれていくと、避難小屋は近い。
途中に立派な水場があった。



鷹ノ巣山避難小屋が見えてきた。
ここまで1時間45分。
時刻は10時ちょうど。



小腹がすいたので、アンパンでエネルギーチャージ。
風が冷たくなってきたので、ソフトシェルを着る。



ここからは快適な石尾根縦走路を登っていく。
景色も開けて、気分も上がってきた。



富士山もよく見える。



木を見上げたり、富士山を見たり、南アルプスも眺めたり、ちっとも進まない。
でも、それが楽しい。



あと少し、あと少し。



鷹ノ巣山(1737m)山頂に到着。
立ち止まりながら、のんびり登ったつもりだったが、コースタイムよりかなり早く登ってこられた。
まだまだやれるな。





冬間近の山頂は、人もまばらでとても静か。
こんなに空いているなら、カップラーメンでも持ってくればよかったかな。





ヘリと富士山と私。



ひとしきり写真で遊んだら、ぴゅーっと下山。
頭の中は温泉のことだけ。



で、ここに落ち着く。
丹波山温泉のめこい湯

値上がりして900円になっていたが、JAF会員割引で800円。
15時を過ぎるとJAF会員割引はできないそうなので、行かれる方はご注意を。
でも、なんで15時以降はダメなんだろう???


温泉のあとはお食事処で天ざる蕎麦を食す。
山と温泉と蕎麦はつきものなのである。


運動不足に冬の低山ハイキングはちょうどいい。
雪山シーズンの前に、もう一回くらいどこかに行こうかな。
shinichiさん、どこかいいとこないですか?

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2 コメント

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中低山 (高崎)
2020-12-01 17:46:09
中低山の雑木林に包まれた尾根道は期分よかですよね
おまけに富士が眺められたらいうことなし
ついでに温泉とビールと蕎麦が着いたらお得感満載ですよね!
返信する
お返事 (papachan)
2020-12-01 20:49:05
>高崎さん
こんにちは!
若いころは森林限界と岩と雪しか興味がありませんでしたが、歳をとるにつれて冬枯れの低山の魅力を感じるようになったと思います。
こうやって人生枯れていくのか…と、老け込んでいる場合じゃありませんよね。
まだまだ外遊びで楽しいことを見つけていきたい!
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