うり二つ

同じ魚を釣ってしまうことってあり得るのだろうか？
そもそも何を根拠にそう言うのか。
見た目やサイズが似ているだけでそう言いきってしまうのは乱暴だろうか…




昨日釣ったイワナの尾ビレがちょっと欠けていたのが、自分としてはなんだか消化不良で、また今朝も釣りに行ってしまった。
行き先は…そう、５月１２日に３１ｃｍを釣り上げたあの堰堤だ。
前回よりさらに木々の緑が生い茂り、谷間を深く隠している。
蜘蛛の巣もさらに増えてきた。

勝負は１投目で決まってしまった。
前回と同じ沈み石の上をルアーが通過したとたん、ズズン！である。
ファイトをしているときから、「ン？あれれ？」という不思議な感覚。
釣り上げてみて、さらに「あれれれ？」

まさか、こいつは、この前釣ったイワナ？？？
そんなバカな…

サイズを測ってみると…



３２ｃｍ！
自己記録をまたもや１ｃｍ更新してしまったが、その嬉しさよりデジャブーのような不思議な感覚が頭痛でぼやけた脳を刺激してくる。
似ている…、同じに見える…

大きさ、形、顔つき、色、斑点、ヒレ、全てが同じに思える。

ちなみに、５月１２日に釣った３１ｃｍはコレ

あれから数週間経っている。
その間に１ｃｍ位は成長するのかな？

一度針に掛かった魚は、二度と釣られることはないと何かで読んだ気がするが、果たしてそんなことさえ絵空事に思えるほど、瓜二つなのだ。
もし、同じイワナだとしたら…？
君はちょっとマヌケなイワナだね。