お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

源流イワナと天然水コーヒー&ウイスキー

2021年07月11日 | 釣り
4度目の緊急事態宣言が発出されるというので、あわてて長野の小屋の様子を見に行ってきた。
とりあえず、窓を開けて掃除しておかないと、カビが生えてしまうからね。
木造というのは実に厄介なもので、必ず隙間がある。
そこから虫が入り込むのだが、面白いことに毎年主役となる虫の種類が違うのだ。
その年によっては、コオロギだったり、カメムシだったり、ハチだったり、まあ色んなヤツが主役になる。
今回はアリだった。しかも、ちょっと大きめ。
どんな虫が入り込んでも、大抵はお亡くなりになっており、小屋の中は虫の墓場と化している。
今回もすべて掃除して、アリが歩きそうな壁際にはアリ防止の殺虫剤を吹きかけておいた。
さて、次回来るときはどんなヤツが主役になっていることか。


作業が終わったら、そそくさと釣り支度。
梅雨前線が活発なため川は増水気味だったが、近場の源流域に入ってきた。
さすがにここまで来れば、水はクリアそのものだ。

最近は誰も入っていないようだ。
熊鈴をちりんちりん鳴らし、おっかなびっくり進んでいく。


遡行開始10分で真っ黒いイワナが出てきた。
まずまずの良型でニヤケが止まらない。



黒いイワナを釣るとテンションが上がる。
もちろん、ここのイワナは完全ネイティブだ。



このあと、さらに良型を掛けたが、案の定フックアウト。
掛かりが浅いような気がしたが、全くその通りであった。
ジャンプして、頭をぶんぶん振られ、パーンとルアーが外れた。


この谷のイワナは、だいたい黒っぽいのだが、底石が白い場所だと白いイワナが釣れる。
イワナの保護色の能力には、いつも驚かされる。



チビイワナも数匹遊んでくれた。
ネイティブの領域でチビが釣れるのは自然繁殖が進んでいる証拠であり、喜ばしいことである。
丁寧にリリースし、未来に期待する。

ここは谷通しで退渓するしかないので、あまり深追いせずにやめることにした。
梅雨の晴れ間にクマさん登場なんてのは、できれば避けたいので。


退渓するときに湧水を汲んだ。
源流域の豊かな森から湧きだす天然水は、とても柔らかい。
そのまま飲んでももちろん美味しいが、これで淹れるコーヒーは絶品なのだ。



ということで、さっそく小屋に戻ってコーヒータイム。
美味いにきまっている。



で、そこからのウイスキータイム。
安いウイスキーでも、この天然水をトワイスアップするだけで、瞬く間に華やかな香りがたつのである。
あ、でも氷は水道水だった。。。





束の間の休憩時間は、これにて終了。
さて、この夏はどう過ごすべきか。
それが問題だ。。。

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2 コメント

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Unknown (高崎)
2021-07-13 17:34:02
ジンクリアな流れがええですねえ!
緑濃い苔むす湧水は美味しいに決まってます!
これで淹れたコ-ヒ-もウイスキ-もプライスレス!
小屋に虫の侵入は困るけれど熊さんに荒らされるよりはマシですかね?
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お返事 (papachan)
2021-07-14 20:39:25
>高崎さん
こんにちは!
飲める湧水のありかを知っているだけで、お得感満載です。

小屋の近くでも熊情報があるので、油断は禁物なんです。
敷地内に住み着いていたタヌキがいつの間にかいなくなっているので、熊のせいかもと推察しております。
くわばら、くわばら…。
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